ネガティブな感情をコントロールする、たった一つの心構えとは

ウェルビーイングと幸せな暮らし Vol.07


みなさんは感情のコントロールがうまくいかず悩んでいるなんてことありませんか?

感情は、悲しみ・憎しみ・喜び・絶望・希望・不安・落胆・満足感・妬み・安心感・熱狂・賞賛・感謝など。約27種類に分類できると言われています。

そんな多様な感情の中で、コントロールしたいと思うのは、ネガティブな負の感情。

同じ感情なのに、ネガティブをコントロールできないと感じるのは、実は持続時間が長いからなんです。

怒り・落胆・驚きなどは2時間なのに比べ、悲しみの感情は、どの感情よりも継続時間が長く、120時間。約5日間も続くと言われています。(※1)

こういったストレスをどう解消し、感情をコントロールしたら良いのでしょうか?

たとえば私も、子育て中は、子供たちに対して怒りを覚えることや、自分自身の不甲斐なさに対して悲しみを感じていました。

ある時、何度注意しても喧嘩をやめない子供たちのところへ行き、ポップコーンの袋を開けて、3人の上からポップコーンを撒き散らしたことがあります。

子供たちはびっくり! 即座に喧嘩をやめてポップコーンを拾い、口に入れ始め、楽しそうに大はしゃぎしていました。

私も常識的にしないことをしたので、スーッと怒りが消えて、子供たちと大笑いしたのを覚えています。

色々なストレス発散の方法があると思いますが、ポイントは、“感情を溜め込まない”ということだと思います。

泣きたかったら、思い切り泣いてもいい。もし、泣けないなら悲しい映画を観て感情を動かしてもいいのです。

また、思い切り叫びたかったら海や山に出かけてもいいし、身近なカラオケで発散するのもおすすめ。

ストレスをあまり溜め込まない生活が、ウェルビーイングの基本ということを頭の片隅に置いておいてください。

それだけで、心のコップがいっぱいになる前に、ハッと「感情を動かさなきゃ」と少しずつコントロールできるようになるから。

みなさんもストレスはこまめに発散して素敵な毎日を過ごしましょう。

※1 出典元:Which emotions last longer and why. The role of event importance and rumination

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