
年間で、約8,000万本。
これは日本で廃棄されているビニール傘の数。分解しにくくリサイクルが難しいため、埋め立て処理・焼却処分されているんだとか。
実は、1人あたりが排出する使い捨てプラスチックごみ量が、世界で2番目に多い国が日本。ビニール傘文化も、その大きな要因の一つになっている。
そんな現状を見て、「PLASTIC」 の問題を抱える「CITY」 にフォーカスを当てたブランドが「PLASTICITY」。このプラスチック問題が解決されることを願って「10年後になくなるべきブランド」をコンセプトとしている。
使っている素材は、廃棄されたビニール傘。材質、サイズ、厚みが異なる素材を人の手で選別、解体、洗浄し、生地として再生させている。その素材を何層にも重ねてPLASTICITY独自のプレスを行うことで透明な窓ガラスに流れる雨のような表情が現れることから、この素材を「Glass rain」と呼んでいるのだそう。
雨の日に使うビニール傘からつくられているからこそ、雨にも汚れにも強い。今回、PLASTICITYから新たに登場する「ウエストバッグ」には、Glass rainとともに、止水ファスナーを使用。防水性に特化したアイテムになっている。梅雨の時期にも、夏のアウトドアシーンにも活躍してくれそう。
ウエストバッグ¥9.900(※予約販売商品のため、3/24より発送開始)
カラーはクリアとグレーの2色。グレーは内装にペットボトルの再生繊維を使用したポリエステル生地を使用。ジェンダーレスなデザインで、どんなファッションにも馴染みやすいのがうれしい。これからの季節にぜひ取り入れてみて。