お家でのチルタイムに選びたい、被災地の再生を応援するクラフトジン

HONEY SUSTAINABLE NEWS

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「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」をモットーに、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営するベンチャーの蒸留ブランド“エシカル・スピリッツ”を知っている? 2020年3月には、日本酒生産工程の最後に生成される酒粕を再蒸留してクラフトジンを生産し販売。その利益から酒米を酒粕提供元の蔵元に提供し、再度そこから日本酒を生産するという世界初の循環型「エシカル・ジン・プロジェクト」を始動して注目を浴びたブランド。フードロスを解決するだけではなく、今ある素材を上手く巡らせることで無駄のないモノづくりが叶うシステムは、これからの食料問題へ新しい一歩となるような取り組みと言えるかと。

そんな“エシカル・スピリッツ”から東日本大震災による被災地の再生を応援する新作クラフトジン「ふたば」が新しく登場。2020年3月、福島県双葉町は町内一部の地域の避難指示が解除されたが、依然として町内全体の解除には至らず。そんな現在の双葉町には特産品がない厳しい状況が続いているのが現実。今回は地域でモノづくりに励む人へも明るいニュースとなり、県外の人にも記憶に残るような特産となるクラフトジンを、地域のボタニカルを使って生産したいという気持ちが込められたプロジェクトとなっている。

クラフトジンは、福島県郡山市の酒蔵「仁井田本家」による粕取り焼酎を原酒に、ボタニカルには福島県いわき市産「トマト」や宮城県仙台市産「マリーゴールド」をはじめ、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンゼリカルート、シナモンを使用。原酒とシナモンによるクッキーのように甘くて香ばしい香りと、トマトとマリーゴールドの青く爽やかな香りが特徴。

さらに、素材選びからエシカルなマインドが。トマトは福島県いわき市に農園で育てられたものの中から、大きくなりすぎてしまったトマトをふんだんに使用。マリーゴールドは町のほとんどが流されてしまった荒浜区で、新規就農者の方が2017年より農園を開始する肥料分の作物、緑肥として育てられたものを取り入れている。

お風呂上がりのリラックスタイムに、休日のゆったりとした読書時間に、友人や家族とのホームチルタイムに、ぜひサステイナブルな輪が広がるジンを選んでみて。ジンの甘味とトマトとマリーゴールドの香りが爽やかに感じたい方へはソーダ割を。ソーダとジンジャエールで割ることで、すっきりした味わいにするのもおすすめ。

ふたば 375ml¥3.300/エシカル・スピリッツ


CONTACT
エシカル・スピリッツ 公式サイト(お問い合わせまで)

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