デニムをシューズにアップサイクル! 無駄のないモノづくりの循環

HONEY SUSTAINABLE NEWS

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岡山県のデニムメーカーが始めたデニム回収プロジェクト“FUKKOKU”。目標にしていた回収デニムの数は1000本でしたが、日本全国の共感を得た結果、4000本ものデニムが集まった。そんなSDGs活動をもっと身近な形に残すことで、モノづくりの大切さや「捨てる」を考えるきっかけになるように、岡山県のシューズブランド“MARUGO”が足袋型シューズを数量限定で発売。

様々な種類、混率のデニムが集まっているので、生地にする前にまずは仕分け。その後、デニムを粉砕し、針状の機具で織りを崩すことによって毛羽立たせ、もとの綿または毛状の単繊維に戻す。そして、同じく綿状のオーガニックデニムと合わせるなどいくつかの工程を経て1本の糸へと仕上る。ただ一言でアップサイクルといえど、様々な手法や技術が必要な手の込んだものだと、作業を知ることでよりリアルに実感できるはず。

サイズ展開は22.0~26.0cm。たびりら イトナミ デニム¥9.900/MARUGO

肌当たりのいいオーガニックコットンを使用しているので、デニムならではのコシがありながらも、柔らかい履き心地へと仕上がった生地。今まで見たことがない美しいグレーがかったインディゴブルーの風合いは、毎年回収されるデニムの色合いによって微妙に変わるのも愛着が湧くポイント。歩きやすく、折り畳めて持ち歩きも楽ちんな足袋型シューズは、コーデにも新鮮味を加えてくれるから一足持っておくと便利。

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