
ウェルビーイングと幸せな暮らし Vol.03
▶︎「ウェルビーイングと幸せな暮らし」とは…… Well=「良い」being=「状態」つまり「良い状態にあること」を意味する、ウェルビーイング。心の健康を整えるための考え方を知ることで、今日より明日がもっと輝く自分に近づいて、より心地よく生きていく。日頃頑張っている自分のためにできることを、芳子ビューエルさんに教わりましょう。 |
前回と前々回でウェルビーングとマインドセットの心掛けやセルフチェックについてお話しした中で、こんな意見をいただきました。「ポジティブにマインドセットしなくてはいけないのは、頭ではわかっているけど、自分をそこまで持っていくのが難しい……」。そこで、今日はちょっと私たちの視点を変えるお話をシェアしたいと思います。

皆さんも、一人で楽しむロールプレイングゲームや、友人と楽しむボードゲームなどをしたことがあると思います。どのようなゲームでも、ハラハラドキドキしながら得点を積み重ねていくのが基本的。
最初は難しいゲームも、だんだん慣れてくると、障害物も軽くクリアできるようになります。そして高得点が取れるようになると、今度はなんとなく物足りなくなって、少しレベルアップしたゲームにチャレンジしたくなる。こういった考えが、私たちの共通の心理では無いでしょうか?
もし、私たちの人生を神様が作ったゲームだと考えたら、今いる世界は神様が作った仮想現実世界ということになります。その仮想現実世界の中で、私たちはゲームの中のキャラクターとしてプレーをしている……。
不調、困難、苦悩は、ゲームを面白くするための設定というふうに考えると、それをクリアする度に達成感や喜びを味わい、スパイスに感じることができるようになる。

そう考えると、今まで“マイナス”のイメージしかなかった不調、困難、苦悩が、急に“プラス”の要因に見えてくるから不思議。私たち自身がどのように物事を捉えるかで、同じ出来事であっても、その出来事の与える影響は全く異なってくるというわけです。
何も障害のないゲームは面白くないのと同じで、平々凡々の人生よりも、波瀾万丈の人生の方が、それを経験した人は内面がとても豊かになり、満足感のある人生だと感じられると私は思います。
人生は神様が作り出したロール・プレイング・ゲームで、その中に出てくるキャラクターが自分自身。いろいろ難しい設定が出てくるけれど、それをクリアする度に達成感や喜びを感じることができるとすれば、設定をクリアするやり甲斐も出てくるのではないでしょうか。
人生をこのように捉えられたら、もう大丈夫! ゲームの攻略本に書いてある最強の手法、それが“ポジティブマインドセット”。今日から困難に当たってしまったら無理に「前向きにならなきゃ」と考えるのではなく、「ゲームをクリアしてみよう」と視点を変えて考えてみて。
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