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いつも心にエシカルマインドを Vol.4|海の仲間たちと同じ地球を分かち合う

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4回に渡って特集してきた「エシカルマインド」も今回が最終回。
どんなときでも、わたしはわたしを生きるために今ここにいて、それはどんな存在でも対等に、イルカはイルカ、サンゴはサンゴとして麗しくあるために……そうしてすべてが美しい調和を奏でるからこそ、この星は青く豊かなオアシスで在りつづける。12月7日発売のHONEYでは、地球のみんなに愛ある暮らし、エシカルライフを総力特集しています。幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまっていく。


ありのまま、そのまんまの自分を大切にして、
海の仲間たちと同じ地球を分かち合いながら
私らしく彩るエシカルな毎日を、いつもいつまでも……

同じ地球に生きる海洋生物たちの暮らしは、決して自然界の掟やバランスを壊すことなく、分解できないものを作り出すことも、海を汚すこともない。必要以上に貪らず、他の命を粗末にすることもなく、すべてが循環と調和の中で生命を紡ぐ、どこまでもシンプルで崇高な存在。ほんとは動物も植物も私たちもみんな同じ生命なのに、いつからか人間だけが自然から大きく逸れて進んできてしまった。そうしてこんなに豊かなモノに囲まれているのに、どこか満たされない不足感を感じる人が多いのはなぜだろう。いつも何かに追われて競い合うように、今の自分よりもっと美しく、今よりもっと認められるために、それにはアレもコレも必要で……と、無意識に「今の自分では足りない」という不足感や劣等感を心に溜め込んでしまうような。溢れる情報に惑わされては、自分にとって本当は何が必要かも分からなくなって、心の不足感を埋めようと次々に新しいモノを求めては捨てられて、そんなループで成り立つ消費社会。いつしかいいねの数や人気ぶりで評価されてしまう時代になって、誰かが素敵で誰かが素敵じゃないような幻想に振り回されながら、優越感と自分へのダメ出しを繰り返してみたり。

でもほんとうは、その不足感も劣等感も今すぐ手放していい幻。あなたの価値や真の魅力は他人が評価するものでもなく、何かのモノや条件で決まるものでもないのだから。どんな肩書きがあってもなくても、年齢がいくつでも、外見や体型がどうでも、シミやシワがいくつあっても、いつも笑顔でいられなくても、失敗しても認められなくても、何かを持っていなくても、ありのままそのまんまのあなたがいつでも最高にいちばん愛すべきひと。深呼吸して自分を感じたとき、無理やり誰かや何かになろうとして、いつも外側に探し求めている心に気づいたなら、まずはその頑張りをいったんリセットしてみて。自分の内側を見つめて解いていくほどに、不足感も劣等感もいつしか消え去って、心が深いところから満たされて、マインドがどんどん澄んでくる。過去でも未来でもなく、今ここのありのままの自分でいればそれだけでいいんだって、あったかいきもちになれるから。
–{海の仲間たちを見て学ぶこと}–
海の仲間たちを見ても何を着飾ることもなく、そのまんまで憧れるほど無邪気で天真爛漫、ときに求愛ダンスを踊ったり歌を歌ったりしていつでもまっすぐ愛に生きている。私たちも海にいるとどこまでもナチュラルに、波を待ちながら海の揺らぎに委ねているだけでも、ビーチに寝転んで太陽のあったかさと見渡す限りの青空に囲まれるときでも、そこでは何ひとつ気取らずに無防備で、なんの比較もなんの心配もなく、ただただ芯から心地がよくて。そんなメロウでこの上ない至福に包まれたときの自分こそ、何も飾らないほんとうのわたし。そういうまっさらな心でいるほうが、自分に何が必要で何が大切かの輪郭も自然と感じられてくるような。エシカルなマインドも、そうして本当のわたしに還るところから始まるのかもしれない。

地球に優しい暮らしを楽しむなかでも、未来を思うと不安になったり、周りとの温度差に悩んだり、悔しさや無力感、完璧にできない罪悪感を感じたりもして、いろんな気持ちになる。でもそれは決してあなた一人だけじゃなく、先輩たちの時代からみんな同じように感じて分かち合ってきた思い。自然や動物に優しく在りたいだけなのに、家族や友達に「厳しすぎる」と批判されたり、意見が合わずに喧嘩をしたり、焦る気持ちから周囲の無関心さが気になったり。誰も不幸にしないために選んだ暮らしなのに、気がつけばいろんなストレスを感じることもあるかもしれないけれど、誰でも過去には何も知らずに何もせずに過ごした時代があるように、きっと人それぞれに気づきと変容のタイミングは違っていて、ペースもスタイルも十人十色。だから誰が正しくて誰が間違いか、エシカルライフを楽しむ人もそうでない人も、お互いに責め合って対立するよりも、ただ自分にとって何が心地よいか、どう在りたいか、心の「こうしたい」にいつも素直でいられたら。そこで地球に優しく在りたいと感じるなら、自分が見たい未来の姿に、まずは自分自身がなっていければいい。そんなあなたを必ず誰かが見ていてくれて、気の合う仲間たちといっしょに、望む未来をきっと作っていけるから。
私たち人間は、動植物にはない知恵や技術をたくさん持っていて、人間だからこそ雄大な自然に感動したり、他の生命たちに共感したり、環境が壊されているならそれをやめて蘇る姿を見守ったり、誰かが泣いていたら助けようとする心を持っている唯一の存在。エシカルなことに心惹かれたら、まずはそんな愛の源泉に還るように本来の自分に立ち返って、その透明なまなざしで選んだモノたちと、心地よい暮らしを楽しんでいってみよう。あとは大切なみんなとお腹をかかえて笑いあったり、むきだしの心で語りあったり、そっと寄りかかったり寄りかかられたり、ぎゅうぎゅうハグをしあったり、そこに海があればもう最高に幸せじゃない?これからも愛する人たちと思い出を刻む、美しく豊かな海とピースフルなビーチライフが、いつまでもずっと続いていきますように。