
世界を旅するフォトグラファーNachosさんが旅したメキシコ・プエルトエスコンディード。
魔法のサーフタウンと呼ばれるこの街で出会った女性たちは、この海のある小さな町での素朴な暮らしに満足しているように見えた。そんな女性たちの暮らしを3回に分けてご紹介する。
「服作りでローカルと自然に還元したい」エミリア・ロック

モデル、フォトグラファーとして忙しい生活を送りながら、最近は地球に優しい洋服ブランドも始めたエミリア。サスティナブルで、着ていてハッピーになるようなアイテムを生み出したかった。
ブランド名の『BAHÍA BOHEME』には素敵なビーチ、安全な海という意味が込められている。生地は伝統的な手仕事やアートが盛んな街オアハカで購入し、染色はすべてプラントベース。自然をリスペクトしながら、循環させることを目的とした。

スタッフや関わる人にもきちんと対価を払うことも大切にしている。このブランドを育てて、メキシコで手仕事を行う人にもっと還元できるようにするのが彼女の目標。
オンとオフのスイッチを決め、小さな町での多忙な毎日を楽しんでいる。
「家族と海があれば幸せ」ヴァネッサ・マグロウ

サーフボードを片手に、その反対の手にはクリクリしたヘアが可愛い小さな女の子を連れてビーチに現れたヴェネッサ。若干24歳だが、ママだからか少し大人びた顔つきが印象的だった。
あなたのことを教えて、と言うと「このパラダイスで、家族と幸せに暮らしている」そう大きな笑顔で教えてくれた。

プエルトエスコンディードで生まれ育ち、夫と娘のナヤと暮らすヴェネッサ。ここでの毎日はとてもシンプル。海が生活の中にあるから、家族とビーチで過ごしたり、ナヤと犬を連れて散歩したり、サーフィンをして過ごす。
今は家族でホテルの経営をしているけれど、いつか1人でビジネスをしたいという夢も語ってくれた。「もちろんヘルシーなライフスタイルは変えず、今のままでね」。
愛おしき、メキシコ・プエルトで出会ったサーフガールたちvol.1

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