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  • サステイナブルな「自転車&ヨガ」生活|からだに心地いいヘルシーな習慣を身に付けよう!

    サステイナブルな「自転車&ヨガ」生活|からだに心地いいヘルシーな習慣を身に付けよう!

    HONEYで長らく提案してきた“エシカルライフ”。昨年の7月にビニール袋が有料化になったことをきっかけに、プラスチックやゴミに対する意識がポジティブに高まってきたことを実感するこの頃。もっとナチュラルに、心地よくサステイナブルな選択をできるように、一緒に考えていきましょう。美しい地球で何十年後も暮らせるように。

    Be yourself in the
    CITY

    シティ暮らしは、何かと便利なものに囲まれる日々。いつでも買い物ができるコンビニエンスストアやスーパーに囲まれ、使い捨てのカトラリーや豊富な食べ物などが必要以上に手に入ってしまうから、自分でストップをかける必要があります。そこで、無理をせずにと取り入れられるものを見つけて、エコな生活を楽しもう。
    それには気軽さが何より大切。毎日のプチ移動を自転車ひしてみたり、ヨガで自然界のありがたみを身と心で感じたり、取り入れられそうな習慣だからこそ「私にもできそう!」とポジティブに行動に移せるはず。

    CYCLING


    自転車は健康的に身体を動かしながら、二酸化炭素やエネルギーの削減に貢献できる、自分と地球にヘルシーな交通手段。ちょっとした移動をすいすい漕ぐのはとっても気持ちいい!


    サイクリングを楽しむなら、やっぱり動きやすいデニムパンツにスニーカーはコーデに欠かせない。都会でも地球に寄り添った選択をするなら、環境への負荷を考慮したエコデニムに、ソールにアマゾンの天然ゴムを使用したスニーカーを身につけたい。ゆったりシルエットのコーデュロイジャケット¥8.000/ロキシー(ボードライダースジャパン)、中に着たスウェットトップ¥19.000/RHC(RHCロンハーマン)、従来のデニム作りより、大幅に水の使用をカットしたデニムパンツ¥34.000/ヤヌーク(カイタックインターナショナル)、フェアトレードのオーガニックコットンを使用したスニーカー¥24.000/ヴェジャ(シードコーポレーション)

    –{自然界に由来したポーズが多く存在するヨガ}–
    YOGA


    自然界に由来したポーズが多く存在するヨガ。呼吸を整え、身体の緊張をリリースすると、心がすっと自然に戻る感覚が味わえて、環境の尊さを考え直すきっかけを教えてくれる。


    せっかく感覚を研ぎ澄まして、リラックスしていくのだから、環境へ配慮したウエアを取り入れたい。デジタルプリントを使用し、通常のプリントより水の使用量を減らしデザインされたムーン柄。UVカット、吸水速乾など機能性もばっちり。ブラトップ¥7.200/エミヨガ、エコ原料からなるエコヴェロレーヨン糸ニットを使用したニットパンツ。裾を絞るとテーパードに、緩めるとストレートラインになるから、着回しも簡単。パンツ¥13.000/エミアトリエ(共にエミ ニュウマン新宿店)



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  • 食から始める「サステイナブルで心地いい」暮らし|ヴィーガンな食品10選

    食から始める「サステイナブルで心地いい」暮らし|ヴィーガンな食品10選

    HONEYで長らく提案してきた“エシカルライフ”。昨年の7月にビニール袋が有料化になったことをきっかけに、プラスチックやゴミに対する意識がポジティブに高まってきたことを実感するこの頃。もっとナチュラルに、心地よくサステイナブルな選択をできるように、一緒に考えていきましょう。美しい地球で何十年後も暮らせるように。


    CITY

    シティ暮らしは、何かと便利なものに囲まれる日々。いつでも買い物ができるコンビニエンスストアやスーパーに囲まれ、使い捨てのカトラリーや豊富な食べ物などが必要以上に手に入ってしまうから、自分でストップをかける必要があります。そこで、無理をせずにと取り入れられるものを見つけて、エコな生活を楽しもう。今回は、あなたを支える食生活をピックアップ。

    BRANCH

    「You are what your eat(食はあなたの身体と心の健康そのもの)」とことわざがあるように、食事は大切なエネルギー源。大地に寄り添ったものなら、もっとパワーをもらえるはず。


    満たされる感覚が身体に巡る食事シーンでは、リラックスできるゆとりのあるアイテムに包まれたい。オーガニックコットンを使用したナチュラルな素材感を生かして作られたアイテムが揃うスペイン発のブランド、ルーリオスならそんな気持ちを叶えてくれる。首回りの開き加減を調整できるから、ストレスフリー。トップ(参考価格)¥33.700、こんなに発色がよくカラフルなのに、自然由来の染料で染め上げられているという驚き。ショーツ(参考価格)¥19.300/共にルーリオス(エンメ)


    毎日の食事が未来を作る

    SUSTAINABLE FOOD

    毎日の食事が未来を作る。実は動物性由来の食品を作るために、多くの穀物や水、温暖効果ガスなどの資源が必要。だから、ヘルシーな気分という日は、ミートフリーで地球想いな食事に切り替えてみて。美味しい食品を、ビューティフード協会代表の室谷真由美さんが教えてくれた。


    1_イギリス発の植物性チーズ、シーズ。ココナッツオイルと大豆が原材料でも、チーズ特融のコクとクリーミーさは本物そのもの。クリーミーシーズ オリジナル255g ¥1.686/シーズ(エディフィック)2、4、7、9_農薬や化学肥料の使用を控えて、自然の力で栽培することは、土や水、生態系などの環境への負担を減らすことができる。畑を家族で丁寧に耕し野菜を作るファームから届いたラディッシュや、北海道の広大な大地で育ったポップコーンなど、その季節だから楽しめる旬の野菜は、本来あるべき味を教えてくれる。時価/野菜のちから3_大豆、リンゴ酢、小麦粉などを使用したヘルシー食品、ベジハム。野菜でできているのに、お肉のようなダイナミックな味わいはクセになりそう。ベジハム ボンレス800g ¥2.600/ソーファ・デリアンドフーズ(かるなぁ)5_引き算で作られた結パン。こちらは米粉、きび砂糖、自然塩、油、パン酵母のみだからこそ、ナチュラルな風味を楽しめる。食パン一斤 プレーン¥780/結 Musubi6_有機タンポポに有機スペルト小麦と有機チコリを加え焙煎したシンプルでマイルドなコーヒー風味飲料。カフェインレスなので、寝る前でも安心。有機穀物コーヒーたんぽぽ50g ¥620/ボッテガバーチ(かるなぁ)8_女性ホルモンの乱れを感じたときや、健やかな日常をサポートして欲しい時に取り入れたい。女性のためのお茶18袋¥900/ゾネントア(おもちゃ箱)10_不足しがちな食物繊維がたっぷり含まれ、ほのかな甘みで癒される植物性のミルク。有機バリスタオーツミルク1L ¥800/マイナーフィギュアーズ(ビープル バイ コスメキッチン)

  • エシカルライフの第一歩を踏み出そう!|ビーチで過ごすわたしたちができること

    エシカルライフの第一歩を踏み出そう!|ビーチで過ごすわたしたちができること

    HONEY Vol.30で特集した“エシカルライフ”。そんな環境に配慮した暮らしは、自分の立場においてベストなものを選択することの連続だったりします。まずは自分にとって、心地よく取り入れられるものはなにかを知ることから始めてみよう。サステイナブルなものを手に入れる楽しさが日常になるように、少しずつ一つずつ取り入れていくことは、とっても素敵な姿勢です。美しい地球で何十年後も暮らせるように。

    Love the earth from the
    BEACH

    海の環境の変化を敏感に感じるのはサーファーならでは。落ちているごみや、海の生き物が苦しんでいる姿を見て心を痛めている人も多いかと。その気持ちを和らげてくれるのは、サステイナブルな取り組みだったりする。身近に取り入れられるものはなんだろう? そんなサーフガールのシーンを見直してみよう。
    ビーチライフスタイルをピックアップした最終回のVol.3では、海に身を置くからこそできるナチュラルな行動を思い出して見てみて。

    ONE HAND BEACH CLEANUP


    サーフィン後、砂浜のゴミに気づいてもボードがあるからって見て見ぬふりしてない? 片手で持てるだけ拾うこともエシカルライフへの第一歩。海の神様はちゃんと見ている。

    台風の影響か、一面ゴミが散乱したビーチには“こんなものまで”と思うゴミも転がっていた。ビーチクリーンについてサーフライダーファウンデーションの代表、中川さんより。
    「ビーチクリーン自体はとても微力に感じますが、サーファーや海が好きな人はそういう人たちだ、と思ってもらうことが重要。子供たちにも小さな頃から意識を持ってほしいし、大人は手にしたゴミを見つめてほしいんです。どんなものが流れ着いて、どんなものが分解されずにあるのか。それを減らすためにどうしたらいいのか。ゴミを拾ったら次は日常生活で、または勤めている企業で、未来に繋がるアクションを起こしてほしいと思っています。」

    ウェットスーツ フル3m/3m ¥77.000/アックス クラシック(シ・ワールド)

    –{自然と人間の暮らしを取り戻そう}–
    FEEL THE NATURE


    いつも何気なく行く海はどんな地形をしている? 砂や岩の質は? どんな生き物が住んでいて、どんな生態系がある?潮の満ち引きや風の流れは? 少し立ち止まって観察したり、気になったら調べてみるのもいい。身近な自然では何が起きているのかわかると、そのエコシステムの一部である自分がどう振る舞うべきかおのずと見えてくる。私たちが生きるのは海に囲まれた島国。国土の約7割が森林の日本。豊かな自然がすぐそこにある私たちにしかできないこともあるのかも。切り離された自然と人間の暮らしを取り戻そう。


    洋服_フーディカーディガン¥22.000/オスカー(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、パンツ¥8.000/ロキシー(ボードライダーズジャパン)、シューズ¥5.500/ヴァンズ(VANS JAPAN)、その他はスタイリスト私物



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  • 美しい海を愛するから選びたい「エシカル」なアイテムたち

    美しい海を愛するから選びたい「エシカル」なアイテムたち

    HONEY Vol.30で特集した“エシカルライフ”。そんな環境に配慮した暮らしは、自分の立場においてベストなものを選択することの連続だったりします。まずは自分にとって、心地よく取り入れられるものはなにかを知ることから始めてみよう。サステイナブルなものを手に入れる楽しさが日常になるように、少しずつ一つずつ取り入れていくことは、とっても素敵な姿勢です。美しい地球で何十年後も暮らせるように。

    Love the earth from the
    BEACH

    海の環境の変化を敏感に感じるのはサーファーならでは。落ちているごみや、海の生き物が苦しんでいる姿を見て心を痛めている人も多いかと。その気持ちを和らげてくれるのは、サステイナブルな取り組みだったりする。身近に取り入れられるものはなんだろう? そんなサーフガールのシーンを見直してみよう。
    今回のVol.2では海で使う身近なアイテムをご紹介。

    WAX UP

    剥がれて海に流れることもあるワックス。ケミカルなものを使い続けていていいのか、もう一度考えてみて。良くも悪くも直接海に影響を与えるサーファーだからこその選択を。


    右から_デイジー型の可愛いワックスは、宮崎でひとつひとつ手作りされている。国産のミツロウ、オーガニックココナッツオイル、天然樹脂のみを使い、パッケージにも古着、古布を使用。デイジーの花言葉は“希望”。ソフトワックス70g、ベースワックス70g 各 ¥750/共にデイズサーフワックス、オーストラリア・ヌーサ発のGood Surf Wax。石油化学品不使用で、100%生分解する天然素材。カップも土に還る植物原料と完全にノーウェイスト。ハードワックス 70g ¥850/Good Surf Wax(ライドサーフアンドスポーツ)、“神の木”と呼ばれるパロサント(香木)の香り付きで、穏やかなマインドへ導いてくれるカシア・ミドーのワックス。砕いたシェルを原材料の一部に使っているから、生分解性も高め。作る過程でもソーラー電気を使用したり、無駄を出さないよう心掛けているそう。パキッと割って仲間にパスできる4分割形状! ワックス¥1.000/カシアサーフ(ピルグリム サーフ+サプライ)、アメリカ東海岸発の三日月型ワックス。トライ&エラーを繰り返し、オーガニック素材のみで開発された。パラフィン(ロウ)不使用のため、水中でナチュラルにソフトになっていく。オーガニックとは思えないほどのグリップ力に定評あり。ワックス¥500/イーストサーフ(ピルグリムサーフ+サプライ)洋服_フーディ¥36.000/ぺレック(タク&コー)、その他はスタイリスト私物


    右_古くなったワックスはアップサイクル。溶かした使用済みワックスに炭を混ぜて色をつけ、またサーフワックスとして再形成。坊やの顔型がキュート。サーフワックス 参考商品中_オフしたあとのワックスを濾過し、キャンドルへと生まれ変わらせるエシカルブランドThis is。燃焼部分はシトロネラの精油入りソイワックス。これらのエコプロジェクトには誰でも参加可能なので、HPをチェック。キャンドル 280g ¥3.800/共にThis is左_100%リサイクル素材のワックスコーム。持ちやすく、フレックスな素材でサーフボードを傷つけない。ボトルオープナーが付属している最強アイテム。ワックスコーム¥950/Wax Buddy(キミーズ)

    BLOCK THE SUN

    肌にはもちろん、海にも優しい日やけ止めを使うのは鉄則!ハワイで今後使用が禁止される、サンゴや海の生物に影響を与える物質が入っていないか、成分表をしっかり確認。


    右から_世界中のサーファーに愛されている全成分自然由来のSurf Yogi。抗酸化作用の高いカカオをはじめ、たった7つの成分しか使っていない超シンプル原料。マットな質感で落ちにくい。甘いチョコレートの香り。サンスクリーン 60g ¥2.900/サーフヨギー(FLUXE)、美しい沖縄の海を守るために開発されたバームタイプの日やけ止め。ココナッツオイルやシアバターなど天然の保湿美容成分がたっぷり入っているから、乾燥も防ぐ。売り上げの一部は沖縄の「サンゴ移植活動」へ寄付。サンスクリーン SPF50 40g ¥2.480/サンゴに優しい日焼け止め(ジーエルイー合同会社)、古くからミャンマーで天然の日やけ止めとして使われてきたTHANAKA(タナカ)に着目したサンケアアイテム。オーガニック成分だけでできたシンプルな原料でも肌にしっかり付着して、海の中でも数時間OK。伸びの良い全身用クリームと吸着力の高い顔用ペースト。サンペースト SPF50 40g ¥3.700、サンクリーム SPF50 94g ¥4.500/共にマンダ(キミーズ)、白浮きせずに80分も効果が持続するスティックタイプ。SPF入りリップで唇もしっかりケアしたい。自然由来の成分が紫外線から肌を守り、保湿もしてくれる。リップバーム SPF30 ¥800、フェイススティック SPF50 30g ¥2.900/共にソルトアンドストーン(ポートオブコール表参道)洋服_ビキニトップ¥13.000/ビラボン(ボードライダーズジャパン)

    すべての排水が川や海に流れているから気を付けること
    SHOWER

    すべての排水が川や海に流れている事実を思い出してほしい。シャワーを浴びる時には、生分解性の高いソープをチョイス。アフターサーフも気持ち良くオーシャンケアを


    右から_70年もの長い歴史を誇る、安心の老舗ソープメーカー。天然由来成分100%、すべてオーガニック。生分解性にも優れているから、海や山などアウトドアシーンにぴったり。クリーミーな泡立ちと保湿力を求める人におすすめ。ソープバー ラベンダー、シトラスオレンジ 各140g ¥1.100/ドクターブロナー(ビープルバイコスメキッチン)、エティークは生分解性のある原料を使い、環境、人、動物に優しい固形バー。ナチュラルな成分がヘアを優しく洗い上げる。土に還る素材にこだわったパッケージにも注目。シャンプーバー ヒーリ キウィ 110g ¥1.980、コンディショナー バー ガーディアン60g ¥2.100/共にエティーク(コスメキッチン)、日やけ止めが浸透してしまった毛穴の汚れをしっかり洗いたい人にはこちら。ニュージーランドの天然鉱物、ゼオライトの洗浄成分が毛穴の汚れを除去するだけでなく、そのまま流すことで、水質や土壌までキレイにしてくれる!顔と身体に使える兼用ソープだからこれひとつでOK。フェイス&ボディ ソープ 105g ¥800/ジオソープ(コスメキッチン)洋服_しっとりと大人のキャロットカラーが可愛いイトスイムのビキニは、廃魚網からできたリサイクル素材を使用。ビキニトップ¥12.500、ピアス(片耳)¥25.455/eit swim×MON.Tokyo(共にイトスイム)、ウェットスーツフル3m/3m ¥77.000/アックス クラシック(シ・ワールド)



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  • エシカルな暮らしのために「買わない決断」と「買うときの選択」を一緒に考えよう!

    エシカルな暮らしのために「買わない決断」と「買うときの選択」を一緒に考えよう!

    HONEY Vol.30で特集した“エシカルライフ”。そんな環境に配慮した暮らしは、自分の立場においてベストなものを選択することの連続だったりします。まずは自分にとって、心地よく取り入れられるものはなにかを知ることから始めてみよう。サステイナブルなものを手に入れる楽しさが日常になるように、少しずつ一つずつ取り入れていくことは、とっても素敵な姿勢です。美しい地球で何十年後も暮らせるように。

    Love the earth from the
    BEACH

    海の環境の変化を敏感に感じるのはサーファーならでは。落ちているごみや、海の生き物が苦しんでいる姿を見て心を痛めている人も多いかと。その気持ちを和らげてくれるのは、サステイナブルな取り組みだったりする。身近に取り入れられるものはなんだろう? そんなサーフガールのシーンを見直してみよう。日常にはこんなにたくさんのヒントが落ちている!
    ビーチライフスタイルに寄り添ったサステイナブルを三回に分けてご紹介。今回はサーファーの日常をピックアップ。

    BREAKFAST

    マイボトルはもう当たり前。プラス、コンビニ飯は極力やめて、ささっと朝食を作る習慣を。フルーツや簡単なサンドウィッチ、おにぎりでOK。その分捨てるパッケージも減る。


    コーデュロイ素材が冬の朝のビーチにしっくりくるロキシーのランチバッグは、保冷・保温に対応。手軽なサイズ感とジップ付きで持ち運びに便利。ランチバッグ¥3.300/ロキシー(ボードライダーズジャパン)、真空断熱構造で温かさが持続するミアーのウォーターボトル。飲み口が広いから、朝食用にスープを入れてもOK。もちろんBPAフリー。ウォーターボトル 16onz ¥5.500/パタゴニア(パタゴニア日本支社カスタマーサービス) 洋服_ベスト¥50.000/ジョンリンクス、フーディ¥36.000、パンツ¥76.000/共にぺレック(タク&コー)、シューズ¥7.000/ヴァンズ(VANS JAPAN)、その他はスタイリスト私物

    買い物は投票という気持ちで
    TO THE BEACH

    全部じゃなくても、リサイクル素材でできた水着や、環境問題に取り組むウェットスーツブランドを選ぶことも意識してみたい。買い物は投票。エシカルな企業に賛同しよう。


    日本国内の回収ペットボトルから生まれたリサイクル糸を、ウェットスーツに!新素材「Re:Blue」はリサイクル素材とは思えないほどの伸縮性と肌触りを実現。ウェットスーツフル3m/3m ¥77.000※着用は冬用起毛Premium thermo BLUE/アックスクラシック(シ・ワールド)、’21年コレクションからECONYL® の使用をスタートしたコーラリー。できることを少しずつ行なっていく。ビキニトップ¥10.500/コーラリースイム、完全に腐敗するには何千年もかかると言われている廃タイヤをサンダルにアップサイクル。タイヤの持つクッション性と耐久性が活きていて、足も楽ちん。サンダル¥4.200/インドソール ジャパン



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  • いつも心にエシカルマインドを Vol.4|海の仲間たちと同じ地球を分かち合う

    いつも心にエシカルマインドを Vol.4|海の仲間たちと同じ地球を分かち合う

    4回に渡って特集してきた「エシカルマインド」も今回が最終回。
    どんなときでも、わたしはわたしを生きるために今ここにいて、それはどんな存在でも対等に、イルカはイルカ、サンゴはサンゴとして麗しくあるために……そうしてすべてが美しい調和を奏でるからこそ、この星は青く豊かなオアシスで在りつづける。12月7日発売のHONEYでは、地球のみんなに愛ある暮らし、エシカルライフを総力特集しています。幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまっていく。


    ありのまま、そのまんまの自分を大切にして、
    海の仲間たちと同じ地球を分かち合いながら
    私らしく彩るエシカルな毎日を、いつもいつまでも……

    同じ地球に生きる海洋生物たちの暮らしは、決して自然界の掟やバランスを壊すことなく、分解できないものを作り出すことも、海を汚すこともない。必要以上に貪らず、他の命を粗末にすることもなく、すべてが循環と調和の中で生命を紡ぐ、どこまでもシンプルで崇高な存在。ほんとは動物も植物も私たちもみんな同じ生命なのに、いつからか人間だけが自然から大きく逸れて進んできてしまった。そうしてこんなに豊かなモノに囲まれているのに、どこか満たされない不足感を感じる人が多いのはなぜだろう。いつも何かに追われて競い合うように、今の自分よりもっと美しく、今よりもっと認められるために、それにはアレもコレも必要で……と、無意識に「今の自分では足りない」という不足感や劣等感を心に溜め込んでしまうような。溢れる情報に惑わされては、自分にとって本当は何が必要かも分からなくなって、心の不足感を埋めようと次々に新しいモノを求めては捨てられて、そんなループで成り立つ消費社会。いつしかいいねの数や人気ぶりで評価されてしまう時代になって、誰かが素敵で誰かが素敵じゃないような幻想に振り回されながら、優越感と自分へのダメ出しを繰り返してみたり。

    でもほんとうは、その不足感も劣等感も今すぐ手放していい幻。あなたの価値や真の魅力は他人が評価するものでもなく、何かのモノや条件で決まるものでもないのだから。どんな肩書きがあってもなくても、年齢がいくつでも、外見や体型がどうでも、シミやシワがいくつあっても、いつも笑顔でいられなくても、失敗しても認められなくても、何かを持っていなくても、ありのままそのまんまのあなたがいつでも最高にいちばん愛すべきひと。深呼吸して自分を感じたとき、無理やり誰かや何かになろうとして、いつも外側に探し求めている心に気づいたなら、まずはその頑張りをいったんリセットしてみて。自分の内側を見つめて解いていくほどに、不足感も劣等感もいつしか消え去って、心が深いところから満たされて、マインドがどんどん澄んでくる。過去でも未来でもなく、今ここのありのままの自分でいればそれだけでいいんだって、あったかいきもちになれるから。

    海の仲間たちを見て学ぶこと

    海の仲間たちを見ても何を着飾ることもなく、そのまんまで憧れるほど無邪気で天真爛漫、ときに求愛ダンスを踊ったり歌を歌ったりしていつでもまっすぐ愛に生きている。私たちも海にいるとどこまでもナチュラルに、波を待ちながら海の揺らぎに委ねているだけでも、ビーチに寝転んで太陽のあったかさと見渡す限りの青空に囲まれるときでも、そこでは何ひとつ気取らずに無防備で、なんの比較もなんの心配もなく、ただただ芯から心地がよくて。そんなメロウでこの上ない至福に包まれたときの自分こそ、何も飾らないほんとうのわたし。そういうまっさらな心でいるほうが、自分に何が必要で何が大切かの輪郭も自然と感じられてくるような。エシカルなマインドも、そうして本当のわたしに還るところから始まるのかもしれない。

    地球に優しい暮らしを楽しむなかでも、未来を思うと不安になったり、周りとの温度差に悩んだり、悔しさや無力感、完璧にできない罪悪感を感じたりもして、いろんな気持ちになる。でもそれは決してあなた一人だけじゃなく、先輩たちの時代からみんな同じように感じて分かち合ってきた思い。自然や動物に優しく在りたいだけなのに、家族や友達に「厳しすぎる」と批判されたり、意見が合わずに喧嘩をしたり、焦る気持ちから周囲の無関心さが気になったり。誰も不幸にしないために選んだ暮らしなのに、気がつけばいろんなストレスを感じることもあるかもしれないけれど、誰でも過去には何も知らずに何もせずに過ごした時代があるように、きっと人それぞれに気づきと変容のタイミングは違っていて、ペースもスタイルも十人十色。だから誰が正しくて誰が間違いか、エシカルライフを楽しむ人もそうでない人も、お互いに責め合って対立するよりも、ただ自分にとって何が心地よいか、どう在りたいか、心の「こうしたい」にいつも素直でいられたら。そこで地球に優しく在りたいと感じるなら、自分が見たい未来の姿に、まずは自分自身がなっていければいい。そんなあなたを必ず誰かが見ていてくれて、気の合う仲間たちといっしょに、望む未来をきっと作っていけるから。

    私たち人間は、動植物にはない知恵や技術をたくさん持っていて、人間だからこそ雄大な自然に感動したり、他の生命たちに共感したり、環境が壊されているならそれをやめて蘇る姿を見守ったり、誰かが泣いていたら助けようとする心を持っている唯一の存在。エシカルなことに心惹かれたら、まずはそんな愛の源泉に還るように本来の自分に立ち返って、その透明なまなざしで選んだモノたちと、心地よい暮らしを楽しんでいってみよう。あとは大切なみんなとお腹をかかえて笑いあったり、むきだしの心で語りあったり、そっと寄りかかったり寄りかかられたり、ぎゅうぎゅうハグをしあったり、そこに海があればもう最高に幸せじゃない?これからも愛する人たちと思い出を刻む、美しく豊かな海とピースフルなビーチライフが、いつまでもずっと続いていきますように。

  • いつも心にエシカルマインドを Vol.3|エシカルライフを「心地よくする」12のこと

    いつも心にエシカルマインドを Vol.3|エシカルライフを「心地よくする」12のこと

    地球にも人にもやさしいことを増やしたくて、エシカルな暮らしをはじめてみたけれど、まだまだ選択肢が少なくて、見せかけエコにも戸惑って、いろんな悩みやジレンマを感じてしまう。周りにも知ってほしくて環境や社会の問題を話してみるけれど、あまり理解してもらえずになんだか肩身が狭かったりもして……。そんな悩める心をフッと軽くするアドバイスを、一般社団法人「エシカル協会」代表理事の末吉さんにもらった。


    Q. エシカルを分かりやすく言うと?

    A. 「倫理的な」という意味だけでは難しく感じられますが、私はよく「エシカル=影響をしっかり考える(“エ”いきょうを“シ”っかり“カ”んがえ“ル”)」ともお伝えしています。普段、当たり前のようにしている買い物や行動の裏側を、ちょっと立ち止まって考えて、「これを買ったらどんな影響が及ぶのかな、自然を壊したり誰かを苦しめたりしていないかな」と調べたり、思いやりの気持ちで物事を考えながら、良心的な行動をすることだと思っています。

    Q. 私たちの声は実際どう影響する?

    A. 消費者の声から変わっていった企業はたくさん増えていて、大手スーパーのイオンは、「フェアトレードのような社会に貢献できる商品を売らないんですか?」と尋ねた主婦の一声から、現在はエシカルな商品を扱うリーディングカンパニーに。他にも、ストレスなく育てられた平飼い卵を置いてほしいなど、消費者が欲しいものを伝えて動いてくれた成功事例はいくつもあります。一人で伝える勇気がなければ、家族や友達と一緒に声を届けるのも効果的です。

    Q.「減らす・買わない」もエシカル?

    A. もちろんです。エシカルライフは必ずしもお金を払ってするものではなく、エシカルなものを買いすぎるにも矛盾があります。なるべく必要なモノしか買わない、自分で手作り、物々交換、今あるものを大切に長く使う、などもエシカルな行動で、これならお金も節約できます。私は祖母や母から譲り受けた洋服やヴィンテージを着たり、今持っているものを修理して使ったり、気候変動の負荷が大きいお肉は月に数回しか食べないなど、減らす行動も心がけています。

    Q. エシカルな選択肢が少ないのですが?

    A. 私たちは日常の買い物や行動をよく考えて行うだけで世界を変える力を持っています。でもまだまだお店に理想的な商品がなく、「ない」と諦めて終わりがち。そこでぜひ、お店側に積極的に「こういう商品が欲しいので置いてくれませんか?」と伝えてみてください。すると「あ、消費者はこういうものを求めているんだ」と、エシカルな商品の仕入れを前向きに検討してもらえるきっかけに。作り手やお店に伝えることも、実はとても大きな影響力があるんです。

    Q. エシカルなものって高価では?

    A. 安価な商品を買ってはすぐに買い換える、を繰り返すより、良質に作られたエシカル商品だからこそ使い心地もよく、長く大切にしたくなるものだと思います。購入するときは高価に感じても、エシカルライフはトータルで見ると実は経済的。問題のある商品を買わないことで企業に働きかけるボイコット(不買)運動もありますが、反対に「バイコット」、つまり自然も人も傷つけない作り手や企業を「買って応援する」という気持ちも大切だと感じています。

    Q. モノ以外でできるアクションは?

    A. エシカルの本質はモノの消費だけでなく、ライフスタイル全体を通して、人と環境と未来により良いことを選択していくこと。毎日使う家庭の電力供給にもお金を支払っている私たちは、気候変動を加速させる石炭石油などの化石燃料に頼るより、自然エネルギーに変えることも有意義な選択です。今は脱炭素社会を目指そうと、太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーを利用できる選択肢も増えているので、ぜひエシカルなパワーシフトも取り入れてみてください。

    Q. グリーンウォッシングを見分けるには?

    A. エシカルやサステイナブルが広まってきたからこそ、偽物の商品や謳い文句が増えてきた印象がありますが、正直これを見分けるのはとても難しく、すぐには見極められない状況です。その中で私が一番オススメしたいのは、作っている人に直接聞くこと。いちいち問い合わせるのが面倒なら、せめて売っているお店の人に背景を聞いて、分からないと言われたら「次に来るまでに調べておいてください」と伝えると、お店側の気づきを促すことにも繋がります。

    Q. 複雑に考えすぎて苦しいときは?

    A. 良かれと思って買ったらグリーンウォッシングだったり、素材のこだわりは素敵だけど大量生産大量廃棄をしていたり、生産工程で人や動物を苦しめていたり、化学物質が多く使われていたり、遠い国から輸入されていたらCO2排出も気になる……など、ある側面から見たらエシカルでも、違う面から見たらエシカルじゃないこともたくさんあって、複雑に考えると混乱してしまいます。まずは自分が気に入ったエシカルな商品を購入してみて、楽しむのがいいと思います。

    Q. 昔の暮らしに学べることもある?

    A. 日本人が古くから受け継ぐ「足るを知る」「もったいない」といった精神性は誇るべきもので、エシカルな暮らしにも大切な心得です。ライフスタイル自体を、現代から昔の暮らしに戻すのはなかなか難しいと思いますが、最近は若い世代が自然豊かな田舎暮らしにシフトしたり、自律分散型社会、つまり自分たちで食べ物やエネルギーをまかない地域で助け合い、お金がすべてではない暮らしを叶える人も増えていて、そんな社会も一つの在り方だなと感じています。

    Q. 認証ラベルがあれば安心?

    A. エシカルを総称した認証ラベルは存在しませんが、見極めの助けになるのが認証ラベルです。ただ、認証制度も信頼性はさまざまで、自社基準のラベルもあり、逆に認証を取得せずとも素晴らしい商品もあります。海外では商品の生産背景が分かるアプリが開発され、日本でも今後、AIの技術を使って魚介の背景などを見分けられる仕組みが登場するかもしれません。かといってライフスタイルを改めなくていいわけではないので、賢く利用していきたいですね。

    Q. 選択に迷ったらどうすればいい?

    A. すべてがパーフェクトな商品が少ない今は、あれもこれもと条件を天秤にかけると決められないので、自分が何を一番優先したいか、「これだけは守ろう」というテーマを作るといいと思います。エシカルじゃない面はいったん横に置き、たとえば、プラスチックだけはやめよう、子供や動物の被害だけは避けよう、無農薬や化学物質フリーだけは守ろうなど、今一番後押ししたい問題解決を1つ2つ決めて、その目線で選んでいくと判断もシンプルになるはずです。

    Q. 周りへの伝え方に悩むのですが?

    A. エシカルライフは自分が取り組むと同時に、周りに話したり、企業に声を届けたり、「伝える」ことも大切です。そこではストレートな問題提起や意見が必要なときもありますが、ネガティブなことを挙げればキリがなく。逆に、「この商品はこんなストーリーがあって素敵」「このアイテムのここが好き。でも環境を傷つけていないともっと嬉しい」など、自分自身が楽しむ姿を見せながらポジティブなアクションで広めていけるといいと思います。

  • いつも心にエシカルマインドを Vol.2|“幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまる”

    いつも心にエシカルマインドを Vol.2|“幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまる”

    「どんなときでも、わたしはわたしを生きるために今ここにいて、それはどんな存在でも対等に、イルカはイルカ、サンゴはサンゴとして麗しくあるために……そうしてすべてが美しい調和を奏でるからこそ、この星は青く豊かなオアシスで在りつづける。地球のみんなに愛ある暮らしを!」


    海も動物も、森も植物も、社会も人もすべてを愛するエシカルマインド

    日常に寄り添うアイテムは、どこで誰がどんな風に作って運ばれて、捨てたあとはどうなるんだろう。エシカルな目線を通して、今まで見えなかったそんな繋がりを、頭ではなく心で感じていきたい。

    地球を大切にするために私たちへと託されたバトン

    エシカルやサステイナブルの前にはエコやロハスなど、時代とともに呼び名はさまざま変化してきたけれど、その軸にある地球を思いやる活動の原点は、60年前にまで遡れる。

    1962年、世界で初めて自然の悲鳴を人々に伝えたのは海洋生物学者のレイチェル・カーソン。『沈黙の春』という名著で、経済発展による環境破壊、農薬や化学物質が与える自然と人への危険性を伝え、環境運動が広まるきっかけになった。その後1972年に民間組織のローマクラブが、このまま環境を破壊し続けるとどうなるか、世界初の科学的シミュレーションで未来を予測した『成長の限界』を発表し、世界に衝撃を与えた。あれから約30年、気候変動は科学者たちの予測よりもはるかに速いスピードで進み、警鐘を鳴らす声は年々大きくなっていく。そうして先輩たちから私たちの世代にバトンが託され、2015年には国連が世界共通の目標として SDGsを掲げた。これは地球のさまざまな問題を協力し合って解決しようとするもので、エシカルな暮らしはいつもの消費や行動を変えることで、問題解決に貢献できる。

    エシカルの原点も「環境倫理」として、自然と命を敬える人間の在り方を問いかけてきた歴史がある。
    「エシカル消費が使われ始めたのは30年以上前、1989年にイギリスで創刊された『Ethical Consumer』という雑誌がきっかけでした。当時イギリスでは、問題のある製品を買わないボイコット運動が盛んで、企業にエシカルなものを求めるため、誌面で製品やサービスのエシカル度を“エシスコア”として評価したんです。イギリス人はこれを参考に買い物をするくらい今も影響力を持つ指標です。日本でも年から環境に配慮した消費を示すエコマーク制度などがありましたが、エシカルという言葉が聞かれ始めたのは10年ちょっと前かと思います」

    そう教えてくれたのは、エシカル協会代表理事の末吉里花さん。15年前から日本でエシカル消費の普及に従事する末吉さんは、TBS系『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターだった2004年、番組の企画でアフリカ最高峰のキリマンジャロへ登頂したことが、今の活動へとつながる人生の転機に。
    「秘境を含めて世界カ国くらい旅した中で、この世界はひと握りの権力や利益のために、美しい自然や弱い立場の人々が犠牲になる構造なんだと感じていました。そんなときに登頂したキリマンジャロは、山頂を覆う氷河が温暖化の影響で残り2割にまで減っていて。その現実を前にしたとき、突き動かされるように自然や人々を守る活動がしたいと決意したんです」(末吉さん、以下同)

    そうしてフェアトレードやエシカルの理念を広める活動を始め、途上国の現場にも多く足を運んできた。
    「とくに印象的だったのは2013年にバングラデシュで起きたラナプラザ縫製工場の崩壊事故。そこで働く若い女性たちを含む1100人以上の生産者が亡くなったこの大事故は、ファッション業界に大きな衝撃を与えました。私もバングラデシュの似たような搾取工場で働いていた女性たちに直接話を聞きましたが、安い賃金で清潔な飲み水もなく1日16時間も働かされて、みんなその悲惨な体験を話しながらずっと泣いているんです。コットンを作る農園でも農薬などの健康被害が深刻で、土壌や水の汚染も年々酷くなる。こうした悲しい背景は多くの業界にあるものの、消費者はその内情を知り得ないのが現状です。これまでの社会は人間の欲からもっとたくさん、もっと新しいものを、もっと安く、もっともっと… …と地球から資源を奪い取って、返すのはゴミだったりCO2だったり。私たちを生かしてくれる地球には何も返してこなかった、それどころか本当に酷いことをしてきて。どこかで改めることもできたはずなのに、ずっと無視をしてきた結果が今なんだと思います」

    環境問題は心の問題で、その原因は強欲と無関心という指摘は多い。社会心理学の分析では、ネガティブな事柄を受け付けたくない、または習慣を変えることに抵抗や不安があると、人は問題を否定したり無関心になることも。けれどこれからはもっと優しい社会を作るために問題を見つめ、自分にできるところから変えていこうとする人たちが確実に増えている。末吉さんも日本でエシカル消費を普及して年、最近ようやく変化の波を感じ始めたそう。

    「まさにここ1年でいっきに広また実感があります。最近はこうしてメディアに多く取り上げてもらえたり、企業も本気になってSDGsに取り組み始めて、10〜20代のZ世代がとても熱心に声を上げています。日本でも『エシカル消費』が来年から中学校、再来年から高校の教科書に載る予定で、これからはエシカルが当たり前な社会が来ると思うんです。私が視察に行った北欧スウェーデンでは、幼稚園から地球環境について学ぶ授業があり、その後も成長するすべてのステージで、社会人になっても継続的に自然とともに暮らす大切さを学んでいて。一市民として何ができるか、デモやボイコット、市民活動も盛んで政治を動かす力も大きいですし、衣食住はもちろん、お店やホテルなども環境への配慮が当たり前。それに比べると日本は遅れていますが、本来なら日本もエシカルな価値観をリードする先進国になれるはずなんです。日本人には足るを知る・もったいない・思いやり精神・お互いさまなど、エシカルやサステイナブルと親和性の高い精神が根付いていて、素晴らしい伝統や技術もある。でも今はそれを活かしきれていないのがすごくもったいないなって思います。今の日本を冷静に見て、こんなにたくさんいろんなモノを作る必要もないし、私たち消費者も必要としていない。もちろん、エシカルな商品ならたくさん作って消費してください
    というわけでもありません。まずは今まで当たり前にしてきたこの消費文化に疑問を持つこと、すでに持っているものを長く大切に使うなど、分相応、足るを知ることが大事なんだと思います」

    一緒に前へ進むためには一人の力が大きな力に

    環境や社会の問題に心が動いたら、エシカルな商品やサービスを知っていきたくなるけれど、調べれば調べるほど、環境には安心でも動物被害や児童労働があったり、その逆も然り。今はまだ過渡期だからこその悩みや混乱を感じる人も多い。
    「そういう相談はとても多くて、皆さん同じように悩んでいるんだと思います。生産プロセスの複雑な関係性を辿っていくとさまざまな問題が隠れていて訳がわからなくなる。さらにはエシカルを謳っても実態は異なるような、消費者に誤解を与えるグリーンウォッシングも多いんですが、企業のほとんどが全情報を公開していない。つまり今はとても不完全な社会なんです。だからこそ裏側をちゃんと知りたい消費者が増えているのも事実で、今後は企業側も生き残るために透明な情報開示が必須になっていくはずです。消費者側も積極的に企業に問い合わせて、自分が納得できるバランスで取り組んでもらえたらと思いますね」

    すべてパーフェクトにはできなくても、大切なのは正しさよりも心。地球や動物、人になるべく優しく在りたいというその気持ちがあれば、完璧じゃなくても大丈夫。
    「ライフスタイル全体をいきなりエシカルにするのは無理ですし、私自身も100%エシカルな生活はできていません。なのでまずは一番好きなこと、海での時間、食事だけなど、一番お金を使う場面から始めてもらえたら。買うだけでなく、私は自宅でオーガニックコットンを種から育てているんですが、綿が弾けてフワフワになった様子を見るのは感動的。そうしてイチから作る体験をすると、洋服を一着作るって本当に大変なんだなって改めて感じますね」

    今年は誰もが日常を見つめ直し、手作りや農業を始める人も増えたりと、常識や価値観が大きく変わりつつある今、末吉さんもやっとスタートラインに立てた気がするそう。
    「エシカルな視点で見ると、今は何も意識しないでいるだけで問題に加担してしまう社会。生きているだけで問題の一部になってしまうなんて悲しいですよね。なのでこれからはみんなで問題解決の一部になろうと、エシカルが幸せのものさしとなるような社会を作っていきたいですね。もちろんオセロみたいに社会がいっきに変わるわけじゃなく、変化の過程にある今は、皆さんが感じている悩みや業界の混沌も通らないといけないプロセス。アメリカのある環境団体が掲げるスローガンに、“Progress over Perfection(完璧を目指すより前進しよう)”という言葉があるんですが、消費者も企業も、今は完璧じゃなくても、みんなで失敗を繰り返しながらそれぞれが考えて行動して、悩みや痛みも一緒に味わいながら前進していけたら。例えるならみんなで一緒に螺旋階段をのぼっていくように、少しずつ明るい未来を作っていけたらなと思います」

  • いつも心にエシカルマインドを Vol.1|“幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまる”

    いつも心にエシカルマインドを Vol.1|“幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまる”

    「どんなときでも、わたしはわたしを生きるために今ここにいて、それはどんな存在でも対等に、イルカはイルカ、サンゴはサンゴとして麗しくあるために……そうしてすべてが美しい調和を奏でるからこそ、この星は青く豊かなオアシスで在りつづける。地球のみんなに愛ある暮らしを!」


    エシカルなライフスタイル、サステイナブルなこと。
    それが地球にやさしいエコロジカルなことなのはなんとなく感じるけれど、
    いまいち何をどうすればいいか分からなくて……そんな本音はきっと多いのかもしれない。
    エシカルは「倫理的な」、サステイナブルは「持続可能な」という定義があるけれど、
    これまでは長い間、地球が「持続不可能」なほどの破壊や資源の奪い合いを繰り返してしまって、
    「非倫理的」に動物や人々の命をたくさん傷つけて、循環しないゴミも増やしながら、
    人間中心の社会がモノで豊かになればなるほど、地球はみるみる豊かさを失ってしまった。
    絶滅していく動植物、消えていく自然環境とその恵み、気候危機、プラスチック汚染、
    溢れる廃棄物、化学物質が空気も水も汚しながら、自然が回復する力すら失っている今、
    このままのやり方を続けていてはいけない……そう感じる人たちが世界中に増えていて、
    だからこそこれまでの社会を見直して、傷ついた地球や誰かを救うために、
    私たち一人一人にはできることがある……そんな希望ある提案がどんどん広まってきている。
    そのひとつが、環境や動物、社会や人に配慮した、エシカルというライフスタイル。
    たとえばサステイナブル、プラスチックフリー、フェアトレード、ヴィーガン、オーガニック、
    脱炭素、動物保護、地産地消など、取り組めるテーマやシーンはたくさんあって、
    環境先進国の人々は、そんな思いやりある暮らしが「心地いい」と積極的に楽しんでいる。
    日本ではエコなアクションというと我慢や努力、不便さを強いられると感じる人も多いけれど、
    何かのきっかけで、ちょっとした瞬間に気負わずさらりとできることが見つかるかもしれない。
    エシカルやサステイナブルが何かを知らなくても、たとえ地球のいろんな問題に詳しくなくても、
    モノを大量に使い捨てるために、地球の資源を奪い過ぎていると知ったならそのスタイルを手放そう。
    わたしの日常を支えるために、どこかで自然が壊されて、誰かが泣いているのならそれをやめよう。
    そう感じる心は、みんなが生まれたてのときから持っている、まじりけのない愛とか優しさそのもの。
    頑張って付け足すでもなく、押し付け合うものでもなく、たぶん呼吸をするように自然な感覚。
    エシカルな暮らしは、私たちがそうした「本当の自分」を思い出すだけでもいいのかもしれない。
    今回は特別編で贈る「NO EARTH, NO US地球とわたしにもっといいこと」、
    まずは心の奥底に持っている、エシカルなマインドをそっと呼び覚ましてみて。

  • 最新号のHONEYは、2021年を彩るカレンダー付録付き|セバスチャン・ザネラの静謐な世界

    最新号のHONEYは、2021年を彩るカレンダー付録付き|セバスチャン・ザネラの静謐な世界

    最新号のHONEYは、年に一度のお楽しみ「カレンダー付録」付きです! 今回のコラボレーションの相手は、フランスの写真家でありながら雑誌『Desillusion Magazine』の創設者でもある奇才セバスチャン・ザネラ。2020年12月~2021年12月までの13ヶ月を、美しい女性サーファーとシースケイプが彩ります。詩人でもある彼は、このカレンダーにエッセイも寄稿してくれています。タイトルは“femina”。表紙をめくった最初のページと最後のページ、2箇所に掲載されていますので、壁にかける前にぜひ読んでみてください。女性サーファーの美しさを、独特の視点で表現しています。


    I am a man; I cannot deny it.
    But my gaze is that of those who, in front of a master’s canvas,
    pay very little attention to the process
    and remain dumbfounded by the obvious beauty.

    僕は男だ。否定することはできない。
    それでも僕は、海というキャンバスを前にしたとき、
    サーフィンの世界が持つ男らしさには目が向かない。
    波に乗る女性の完璧な美しさに唖然とするのだ。

    ーSebastien Zanella



    新月・満月を明記した月齢カレンダー


    独特な感性で執筆されたセバスチャン・ザネラのエッセイ