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  • Her Wave 海のそばで暮らす彼女の物語#21/Zala Cuden

    Her Wave 海のそばで暮らす彼女の物語#21/Zala Cuden

    旅の途中でサーフィンに出合い、巡り巡ってきたチャンスを掴み、インドネシアのメンタワイ諸島に移住したザラ・クーデン。豊富な波と訪れる人を魅了させる大自然に囲まれながら、夢のような生活を送る彼女のライフストーリーをお届けします。
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    生まれ育ちはヨーロッパのスロベニア。サーフィンを始めたのは13年前、19歳の時にバケーションで行ったスペインのカナリア諸島。旅のプランにサーフィンをする予定はなかったんだけど、勢いで試してみたらサーフィンにハマってしまって。その後も旅行に行くたびに都市じゃなくて、世界各国の色々なサーフキャンプを訪れてサーフィン仲間を作っていった。旅の後、サーフィンなしでは生きられないことに気付いてサーフィンのインストラクターの資格を取り、数年間インストラクターとして働いていた。当時働いていた会社のオーナーがメンタワイで働かないかって誘ってくれて、移住したのが5年前。インドネシアに来る前はモロッコ、南アフリカ、ヨーロッパ、スリランカにもトリップに行っていたけど、メンタワイほど完璧な波は見たことがない。
    パンデミック中はメンタワイに人が訪れることはなくて、リゾートも閉まっていたからその間はインドネシアの他の地域に行ったりしていたけど、ようやく最近この島にも活気が戻ってきて今はどこのサーフスポットも忙しくなってきている。

    多くのサーファーが一度は夢見るサーフデスティネーションのメンタワイ。実際に住んでみて、生活はどんな感じ?

    これ以上必要なものは何もないわ! 無数の島々からなるメンタワイは辺り一面“ジャングル”で、車もなければラグジュアリーなものもないし、現代都市とはかけ離れた世界。たまに不便に感じることもあるけど、毎日最高な波に乗れて、自然がここに住む人々のプレイグラウンド。一番恋しいのは、友達と気軽にコーヒーを飲みに行ったり、ランチに行ったりすることができないことかな。
    お気に入りのサーフスポットはテレスコープという場所、幅広いレベルのサーファーが楽しめるリーフのレフトハンドブレイク。私が働くリゾートの周辺には8つのサーフスポットがあって、どこかに必ず良い波があるから、仕事の休憩中でもボートに乗ってサーフィンに行っている。1日の流れは文字通り「eat surf repeat(食べてサーフィンしてその繰り返し)」。毎日同じことをしてるけど乗る波は違うし、サーフィン中も色んなことがあるから飽きることがないの。

    透き通ったターコイズブルーの海、パーフェクトな波。あなたのメンタワイでの生活をSNSで見ると、多くの人が「Living in a dream/夢を生きている」と思うけど、自分ではどう思う?

    そう言われることはよくあるわ。誰でもみんな夢を生きることは可能だと思う! サーフィンなしの生活が考えられなくなってカナリア諸島で働き始めた頃やサーフトリップに行っていた頃はお金もなくて、正直こんな生活が長い間続くとは思ってもいなかった。けれども、それを実現したいという想いが強くなると同時に、そのために何をしたらいいのか、何を手放さないといけないのかたくさん考えた。多くの人は安定や経済面での不安を手放すことができずにいるから、自分の夢を最後まで追いきれないのが大きな理由だと思う。だけど突き詰めて考えると、本当に自分を夢から遠ざけているものは何か知ることが第一歩。
    そして自分が動き出せば、周りに協力してくれる人は想像以上にいるし、チャンスだってたくさんあることに気づく。だから一人でも多くの人に、居心地の良い場所から思い切って飛び出して、外の世界に出ていってほしいと思う。

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  • 最低限で叶う美しさを知る! ミニマリストのシャツ着回し4daysコーデ

    最低限で叶う美しさを知る! ミニマリストのシャツ着回し4daysコーデ

    コーデに合わせて楽しむシャツ

    着回しの王道とも言えるシャツは、使い方をマスターすれば楽しみが無限に広がる。シンプルにシャツとして、カーディガンの代わりとして、もしくは着こなしをアレンジしてみたり。自分のワードローブと相談しながらミックスさせてみよう。今まで眠っていた洋服たちも、シャツのおかげで新鮮に着こなせる。それは自分も環境も嬉しいこと。

    違うコーデに取り入れるたび、新しい表情を見せてくれるこちらのシャツ、実はメンズアイテム。ビックシルエットと程よいハリのある生地に包まれるアンニュイな着こなしへ。白シャツ¥31.900 /フランク&アイリーン(サザビーリーグ)、ブラウンスイムウエア¥9.350 /ズールー&ゼファー(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、グレーデニムハーフパンツ¥28.600 /オーラリー、ボールチェーンネックレス¥19.800/トゥデイフル(ライフズ 代官山店)、白トングサンダル¥42.900 /ミスタ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
    少し肌寒い朝。サッと羽織るものがシャツになれば、ミニマムスタイルを心から楽しめている証拠。黒のワンピースと透け感のある白シャツのモノクロの着こなしにアーバンな香りが漂う。シャツは着回し、ワンピース¥9.900、チェーンブレスレット¥6.600 /共にUngrid
    オーバーオールの下といえばTシャツやタンクトップが定番だけど、ここでシャツの出番。アクティブさとシックさのマリアージュが新鮮な着こなしへと導いてくれる。シャツは着回し、オーバーオール¥25.300 /LEE フォー ハナ バイ RHC(RHC ロンハーマン)
  • 発色の美しいヴィーガンコスメ|魅力的な彼女の愛用コスメ#04

    発色の美しいヴィーガンコスメ|魅力的な彼女の愛用コスメ#04

    “作り込んだ綺麗”より、ヘルシーな仕上がりが好き。なるべく、肌にも地球にも優しいプロダクトを使って美容を楽しみたい。
    そんな気分が高まる今、目を向けて欲しいのがおすすめのナチュラルアイテムを紹介する連載「魅力的な彼女の愛用コスメ」。健やかな美しさに憧れずにはいられない、彼女たちの愛用品をお届けします。

    第4回は、サステナブルライフクリエイター、モデルとして活躍する、前本美結さんが登場! 食生活に加えてコスメ選びもヴィーガンを徹底しているという彼女が、支持するアイテムとは?


    BRAND 01:DEAR DAHLIA

    ディアダリアのタイムレスブルームコレクションパレットは、毎日のメイクに欠かせないアイテムです。環境問題を考える上で気になるのは、アイシャドウのグリッターがマイクロプラスチックになってしまわないかどうか。このパレットのグリッターは生分解性で、自然界で分解されるため水の汚染につながらないし、パッケージには再生プラスチックが使われている点もポイント。発色も最高で捨て色がなく、機能性も兼ね揃えている大好きなパレットなんです。


    BRAND 02:Shiina Cosmetics

    友人であり、環境活動家の露木しいなさんが手がけるシイナコスメティックスは、「Beauty comes with Earth地球と共に美しく」がコンセプトのブランド。ヴィーガンリップを自分で作れるキットをオンラインで販売しています。実際に作ったこのリップは鮮やかに発色するのに、使用した材料はたったの6つとかなりシンプル。自分で配合することで使われている成分を把握できるところも安心感につながり、とても気に入っています。


    BRAND 03:California Organic House

    ファンデーションを選ぶとき、なによりも気にするのは肌への負担。だからこそ、石鹸で落ちるものを選びます。リピートし続けて4本目のリキッドファンデーションは、カリフォルニア州のロサンゼルスに拠点を置く、カリフォルニアオーガニックハウスのもの。植物性の美容成分がたっぷり入っていて、これを使い始めてから肌荒れをしなくなりました。ヴィーガン・オーガニック・グルテンフリーでありながら、カバー力も申し分なく、下地なしでも使えます。天然のバニラの甘い香りも好み。

  • ヘルシーな笑顔が魅力のトッププロサーファー、サリー・フィッツギボンズにインタビュー

    ヘルシーな笑顔が魅力のトッププロサーファー、サリー・フィッツギボンズにインタビュー

    サーフィンのワールドツアーで活躍するサリー・フィッツギボンズ。彼女は東京オリンピックのオーストラリア代表にも選ばれたトッププロサーファーだ。そんなサリーに夢を持ちつづけるための強さ、心身ともに輝かせる秘訣、プロとしてこだわるブランド、ブライトリングとのパートナーシップなどについて聞いてみた。


    ―世界初となるサーフィン競技のオリンピアンに選ばれ、世界最高峰のツアーであるワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)に長年参戦されています。どのようにすればそんなに強いサーファーになれるのですか?

    「積み重ね」がとても大切だと思う。ここまで経験してきたすべてが特別な一歩一歩、マイルストーンだった感覚があるわ。これまでのサーファーとしてのキャリアを振り返ると、まさに紆余曲折。とってもワイルドな旅路だった。でも次に何が起こるかわからないからこそ、自分がするべきことはシンプルになる。毎日、最高なエネルギーと明確な意図を持って自分のサーフィンを向上させ、人間として成長しつづけようとするしかないのよ。

    ―シンプルだけど、すごくむずかしそうです。でも好きなことだからこそ続けられるんでしょうね。

    そうね。わたしはサーフィンというスポーツを通して人生の学びを得ている。そのことに対して、とてもラッキーだと感謝してる。試合で勝つことと負けること、そしてその合間にあるあらゆる経験から「強さ」を得ているんだと思うわ。WSLやオリンピックなど究極の舞台に挑戦することを選び、自分が持つすべての力を出し尽くす。すると試合の結果がどうであれ、人間としてもサーファーとしてもどんどん強くなっていると感じられるの。

    ―エアリアル(波から空中に飛びだす技)に果敢に挑む姿が印象的です。自分のサーフィンをさらにどのように進化させていこうと考えてますか? また、そのために工夫していることは何でしょうか? 

    エアリアルにまつわる自分のスキルを開発、向上させることにとても強い情熱を注いでいて、かれこれ10年以上いろんなトレーニングを続けている。最近ではフリーサーフィンのときはかなりメイクできるようになってきたわ。次の目標は、限られたチャンスしかない試合中にエアリアルを取りいれて、プレッシャーのかかる状況下でもメイクできるようになること。リスクの高い戦略だし、試合中のベストなタイミングで成功させようと思うとすごく難しい。そのときに仕掛けるべきかどうか戦略的に考えなくちゃいけないから、まるで海のなかで行うチェスみたいな感覚になる。ちなみに私はチェスが大好きよ!

    ―とてもむずかしいだけに、大きな気づきがありそうですね。

    試合の状況を読みながら大技を繰りだす最適なタイミングを見極めて、適切な波をとらえなければならない。そんな難題を追求してきたプロセスで、本当に多くのことを学んできたわ。最大の学びは、自分は思っている以上にタフで強いと思えたこと。何度も何度もサーフボードから転げ落ちたって、いつだって立ちなおれる。そして、またチャレンジできるのだから。

    2009年からCTを舞台に世界を転戦しているサリー。チャーミングな笑顔がトレードマーク ©️WSL
    2022年6月に開催されたWSL CT第7戦、エルサルバドルでのパフォーマンス。果敢にエアリアルに挑み、ウィメンズのサーフィンを新たな次元に引き上げている ©️WSL

    ―サリーはとても健康的で美しいです。心と体を健康に保つために、どのようなことを心がけていますか?

    自分の「体」と「心」、そして「想像力」に耳を傾けて日々を過ごしてる。食べたいもの、トレーニングしたいこと、考えたいこと…… 自分の感情が何を必要としているか。これらはすべて、安心して身を委ねられる安全な空間があって初めて聞こえてくるもの。でも夢を追いかけるために世界中を旅しているわたしにとって、それは具体的な場所ではないの。わたしは自分の「体」と「心」と「想像力」に耳を傾けつづけてきた結果、自分自身とすばらしい関係を築き上げることができた。「Home(ホーム)」というのは物理的に自分が帰る場所ではなく、自分で自身の内側につくりだす感覚。自分自身と深いところでつながることによって、もっとも幸せで健康的になれる。周りの人たちに向けても最高な状態の自分でいることができると考えているわ。

    ―プロサーファーとしていくつかの企業からサポートを受けています。どのようなことを大切にしていますか?

    わたしは自分と同じようにみずからの限界に挑戦し、どうすればよりよくあれるかをつねに追求する人たちがいる環境を求めている。ブランドとパートナーシップを結ぶうえでもそのことが重要。ブライトリングというブランド、そしてブライトリングのサーファーズ・スクワッドには、わたしの哲学と合致する信念があると感じているわ。時計をつくる職人の技術が最高であることはもちろん、海をはじめとする地球環境をよりよい状態にしていこうとする姿勢も含めてね。ブライトリングは海洋自然保護団体のオーシャン・コンサーバンシーと協力してビーチをきれいにしたり、海のゴミをリサイクルしてサステナブルな製品を開発している。サーファーズ・スクワッドの一員であることはわたしの誇り。ブライトリングが推進している取り組みに大きなエネルギーと熱意を感じるから。このブライトリングが生みだす力強い波に乗りつづけていきたい。

    ―ブライトリングの新作、「SUPEROCEAN(スーパーオーシャン)」コレクションについて、どのような点が気に入っていますか? またどのような印象を持ってますか?

    新しいスーパーオーシャンをつけて沖に出たときに、デザインの美しさだけではない力強い何かを感じた。それは時計の背後にあるストーリーやブライトリングというブランドの持つ価値、つまりカルチャーに紐づいたものだと思う。トレーニングや試合の最中に自分の腕にあるスーパーオーシャンを見つめると、心が落ち着いて地に足がつく。サーファーズ・スクワッドのエネルギーとつながる気がして、どんな困難にも打ち勝っていけるという勇気が湧いてくるの。人は何かと強いつながりを感じられたときにこそ、「今、ここ」というこの瞬間に集中した真に美しい状態を体験できるんだと思うわ。そのゾーンに入ると、まるで時が止まったかのように感じられる。

    ブライトリングが結成したサーファーズ・スクワッドのメンバー。右からサリー・フィッツギボンズ、ケリー・スレーター、ステファニー・ギルモア
    いつどこにいても変わらず、健康的で美しい。自分自身と深いところでつながることが、心身ともにヘルシーである秘訣だという
    ブライトリングのスーパーオーシャンをつけると、勇気が湧いてくると話す。そして彼女はさらなるポジティブなエネルギーを生みだし、新たなストーリーをブランドに与えている
    スーパーオーシャン オートマチック 42 ¥572.000/ブライトリング・ジャパン

    ―プロサーファーとして、どのような使命を抱いてますか?

    わたしはどんな挑戦や障害にも立ち向かう。恐怖や不安を乗り越えてこそ、未知なるレベルに到達できるから。そうして競技に臨んでいく過程において、ライバルや与えられた環境に対して愛と純粋さ、尊敬の念をつねに抱いていたい。そんな自分の使命のために日々全力でエネルギーや情熱を注ぎ、けっして夢を諦めないでいたい。

    ―サーフィン以外の活動や取り組みがあれば教えてください。

    「サリーズ・サーフスクール」というアプリを開発したの。若いサーファーたちがプロサーファーとして生きる道への第一歩を踏みだせるような取り組みよ。彼らや彼女たちに「一緒にこの旅路を進んでいこうよ」と呼びかけて、インスピレーションをあたえていければと思ってるわ。

    ―今後の夢や目標について教えてください。

    わたしが小さな女の子だったころに持っていた夢は、今も少しも変わらず自分のなかにある。でもその道を追求していけばいくほど、叶えることが難しくなっていく。遥か昔に生まれた夢は、抱えつづけていくことで体や心に染み込み、あらゆる行動に反映されていく。この先もその夢を手放さずに突き進みつづけられるのか、自分を進化させつづけることができるか、とても厳しい挑戦だと思う。わたしの究極のゴールは、夢が叶う保証も、この先さらにトロフィがもらえる保証がなくても、自分にあたえられた使命をただただ続けていく先にかならずあると信じているわ。

    夢を追いつづける強さは輝きを放つ。その姿は人々に元気をあたえ、そうして世界は明るくなってゆく
    根底にあるのはサーフィンを愛するシンプルな気持ち。海こそがサリーの美しさの源
    挑戦が困難であればあるほど、さらなる高みにたどり着ける。サリーは自分のため、そして次世代のために体現をつづける ©️WSL

    カジュアルな装いに華を添える。ブライトリング「スーパーオーシャン」の新コレクション

    エレガントでありながらリラックスした雰囲気を漂わせる新しいスーパーオーシャンがこの夏に発売。ブライトリングといえば、こだわりのある男性に人気の高級腕時計ブランドという印象を持つ人が多いかもしれない。でも実は、サリーのような素敵なアンバサダーとともに女性のスタイルを華やかに彩るレディスモデルも提案している。
    新コレクションは、ブライトリングならではの機能性と品質の高さはもちろんのこと、海が似合うカラーリングや程よくスポーティなデザイン、36㎜というレディスサイズなどの多彩なバリエーションが大きな魅力。ビーチサイドやディナー、ビジネスシーンにいたるまで、あらゆるシーンで女性の装いに華を添えてくれるモデルが揃っている。
    長く愛着を持てる美しい時計は日々をもっと豊かにする。そんな本当の価値をぜひ感じてほしい。

  • この夏は宮崎へサーフトリップ! ソラシドエアでサーフィンをお得に体験するチャンス

    この夏は宮崎へサーフトリップ! ソラシドエアでサーフィンをお得に体験するチャンス

    全国屈指のサーフポイントとして知られている宮崎。フラットの日が少なく、初級者から上級者までオールシーズン楽しめることから、サーファーズパラダイスと呼ばれている。サーファーなら誰しもがサーフトリップに訪れたいと思う土地だが、そんな宮崎でお得にサーフィンを楽しめるチャンスがやってきた!

    「ソラシドエアに乗ってサーフィン・SUP体験 in 宮崎キャンペーン」

    宮崎県宮崎市に本社を構える「ソラシドエア」。9月3〜4日にHONEYで行うSURF SESSIONの協賛企業でもあるのだが、今回期間限定であるお得なキャンペーンを始める。それが「ソラシドエアに乗ってサーフィン・SUP体験 in 宮崎キャンペーン」。キャンペーン期間中にソラシドエアに搭乗した人が、1000円(!)でサーフィンやSUPを体験できるというもの。しかもボード、ウエットスーツのレンタル料金込み。サーフィンやSUPの体験レッスンを受けたことがある人なら、これがいかに破格であるか分かるはず。

    方法は簡単。対象期間中にソラシドエアに搭乗し、その際にもらえるピンク色の「ご搭乗案内」を宮崎市内の対象サーフショップで提示するだけ。対象となる店舗も宮崎市内に点在しているので、宿泊先や、訪れる予定の観光地の近くなどから選ぶことができる。元々宮崎へ行く予定だった人はもちろん、まだ夏休みの予定が決まっていないそこのアナタも、ぜひこの機会に宮崎サーフトリップを検討してみて。

  • カジュアルヌーディーな大人スタイルはベージュで叶う!

    カジュアルヌーディーな大人スタイルはベージュで叶う!

    Recommend by HONEY #70

    HONEY編集部が毎週お届けする、ブランドの旬アイテムを使った最新コーディネート。ショッピングやワードローブの参考にしてみて。
    【Recommend by HONEY】すべての記事一覧はこちら


    ヘルシーな雰囲気に欠かせないヌーディなスタイル。それをカジュアルに大人らしく着こなせたら、街でもビーチでも自分らしく過ごせるでしょ。まずはサンドカラーのデニムパンツ、素肌のように纏えるトップスを用意して。小物で色を足したり、ゴールドやウッドのアイテムで統一感を出したり、白で爽やかさをプラスするのはその日の気分に合わせて変えてみよう。


    手作業でデザインされた絞り染めはニュアンスのある風合いが、こなれ感のある装いに仕上げてくれる。フィットして、着丈も短いミニマムなサイズだからこそ、ワイドデニムパンツとの相性も抜群。絞り染めショートタンクトップ¥4.950/Ungrid

    腰回りが程よくフィットするからこそ、太めのストレートデザインながら脚のラインを美しく見せてくれるのがいいところ。ハイウエストなので、どんなトップスでも合わせやすいから、一本持っておくと便利。ヴィンテージストレートデニムパンツ¥17.600/Ungrid

    右_ナチュラルな弧を描いたデザインは顔まわりにアンニュイな雰囲気を演出してくれる。スタイリッシュに着こなしたい時にぜひ。カラーニュアンスピアス¥4.400/Ungrid
    中_ベージュのスタイリングにぴったりなネックレスはやっぱりゴールド。華奢なアイテムだからこそ、程よく胸元に添えられる。コインネックレス¥4.950/Ungrid
    左_ウッド素材を使用したワイドバングルはナチュラルさをより盛り上げてくれるアイテムの一つ。日焼け肌に似合う予感。ウッドワイドバングル¥8.800/Ungrid

    遊び心あるアイテムが欲しいなら、繊細な編み柄のカゴバッグがおすすめ。アースカラーのグリーンはサンドカラーにも馴染みやすい。カラーモチーフカゴバッグ¥13.200/Ungrid

    アシンメトリーにデザインされたスタイリッシュなサンダル。パンプスのような雰囲気もあるから、カジュアルになりすぎず大人な塩梅が楽しめそう。レースアップサンダル¥12.100/Ungrid
  • スペシャルコラム「Endless Waves」#08_私が写真展をする理由

    スペシャルコラム「Endless Waves」#08_私が写真展をする理由

    来週7月27日から湘南・鵠沼海岸のCalifornia General Storeで写真展が始まります。今年2回目の写真展。

    今回のテーマは「Everywhere I go…」
    どこへ行くにもカメラを持って、いつもふとした瞬間に自分の撮りたい写真を撮ってきました。

    今回はサーフショップで夏の展示ということで、夏にぴったりな旅の途中で訪れたビーチと私の足の写真と、各国で撮ったアイスの写真20点ほどを展示します!

    私が海外に初めて行ったのは高校3年生になる直前の春休み。

    神奈川県の姉妹都市メリーランド州との1週間ほどの交換プログラムでした。

    小さい時から雑誌やテレビなどで「アメリカ」という国をよく目にしたり、聞いたりして憧れていて、行く前はどこか遠くの白人の多い国のイメージでした。

    実際に行ってみると想像していたより身近に感じ、良い意味で「普通」の国だなという印象を持ったのを今でも覚えています。

    そしてメリーランド州で目にしたのは白人ではなく多くの黒人でした。

    今まで聞いたり読んだりしたアメリカのイメージが自分の体験を持って書き変わったと感じる瞬間でした。

    雑誌やテレビで見た情報とは全く違う世界が広がっていたのです。

    それからも私は自分の好奇心だけを頼りに旅を続け、ガイドブック、雑誌やTVでは紹介されないない場所や、人々の生活に興味を持ちカメラに収めてきました。

    今までの旅の体験が教えてくれたのは、実際に自分の足で行ってみて体験することの大切さです。

    周りから聞いた情報や雑誌や本で得た情報と実際に自分で訪れた情報のすり合わせをして、体験を持ってそれが自分の真実となります。

    今は当時よりネット社会になり、SNSの普及によりさらに世界が狭くなった気がします。

    それでも実際に日本の地方や海外の都市に行ってみると、地元の人との出会いから教えてもらえる美味しいお店だったり、サーフポイントだったりと、行ったからこその出会いや発見があることは昔も今も同じな気がします。

    読者の皆さんも実際に写真を見たら、それぞれ感じることが違うと思います。

    良さそうと思って来たけど想像と違ったとか、新しい発見をしたとか、期待してなかったけどすっごいよかった! などなど。

    結果はどちらでも良いのですが、私が人生でとても大切にしているのはその「体験」であり、自分がどう感じたかを知ることだと思うのです。

    気になったらぜひ足を運んでいただき写真を見て、私に話しかけてみてください!

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  • The World Beach Scene, NOW! 世界のビーチシーンのいま/バイロンベイ(AUS)編

    The World Beach Scene, NOW! 世界のビーチシーンのいま/バイロンベイ(AUS)編

    パンデミックにより海外渡航が困難になった今、サーフィン先進国の状況はどうなっているのか? HONEYはカリフォルニア、バイロンベイ、ハワイ、ビアリッツ、バリ在住のサーファーにコンタクトし、リアルな“いま”をリサーチ。2回目の今回は「バイロンベイ」をレポート。クリエイターの集まる小さな町、バイロンベイ。パンデミックで散り散りになったアートシーンやコミュニティがやっと、再集結した印象。移住者も増え、さらに活気が満ち溢れている。


    Female Community

    ローカルコミュニティの結束が強まると同時に、女性たちのエンパワーメントも今まで以上に感じるバイロン。人、ビジネス、スポットをピックアップ。

    1_CREATIVE FRIENDS

    【バイロンを舞台にしたサーファー犬の日常】

    ―犬とサーフィンをテーマにした理由を教えてください。
    もともと犬が好きで、ハウスメイトを笑わせたくて描いたのがきっかけ。楽しいイラストは幸福感とポジティブなムードをもたらすんです。バイロンは最大のインスピレーションソース。街中、ビーチ、道端、どこでもアイデアが湧いてきます。
    ―バイロンでは、動物や自然がより身近に感じられるのでしょうか。
    ここには野生動物がたくさんいます。外でワラビーが大きな声を出していたり、砂浜でブッシュターキーがチップスの袋をくわえて逃げ回っていたり、イルカの群れに混じって波乗りしたり。サーフカルチャー、クリエイティブなコミュニティ、ヒッピーの雰囲気、のんびりしたライフスタイルと同様に動物たちもバイロンの一部です。

    【中古の花瓶をファンキーにアップサイクル】

    ―アップサイクルの方法は?
    中古品屋を回って花瓶やよくわからないオブジェを見つけては、粘土や石膏など様々な素材を使って全く違う形に作り直し、色や柄を施して、ブランド「L’effr ont ée」として生まれ変わらせています。
    ―環境への意識が高いバイロンでアップサイクルブランドを立ち上げることで、何か良い化学反応が起きると思いますか?
    バイロンでビジネスを始めたことで、サステイナブルな生活について多くを学び、アップサイクルの方向性に導かれたのは間違いないと思います。ここはクリエイティブの中心地であり、前向きな考えを持つ人たちが一ヶ所に集まっている場所。今後も何かサステイナブルなプロジェクトをしようとする時、必ず自分の助けなると思います。

    【独特な視点で世界を切り取るフォトグラファー】

    ―バイロンに移住した理由は?
    写真を撮るのと同じくらい、いやそれ以上に好きなことのひとつがサーフィン。フロリダで週末サーフトリップに出かけたり、ほぼ毎日ビーチに行ったりするライフスタイルをもう一度送るために、色々旅をした後ここに来ました。
    ―アーティストとして活動する上でバイロンに住むメリットは?
    ここは多くのアーティストやクリエイターの拠点となっています。地域のエネルギーと土地の美しさが混ざり合って“インスピレーションの沸き立つ鍋”みたいな場所。
    ―バイロンベイのアーティストコミュニティは今どんな感じですか?
    パンデミック以降、コミュニティは全体的にまた盛り上がっています。展覧会やギグも再開され、やっと少し息抜きができるように。

    【企業のサステイナブルな取り組みをサポート】

    ―サステイナビリティに関するコンサルタント会社とは?
    持続可能な社会について理解を深め、地球環境に負担をかけない生活を送るためのコンサルタント会社です。私たちの目的は、サーフィン業界だけでなく一般的なビジネスやブランドにおいて、可能な限り最善の選択をし、メッセージを発信し、意識を高め、挑戦を繰り返しながら成長できるよう支援することです。
    ―コロナは、人々のサステイナビリティに対する意識を良い方向に変えましたか?
    そうは思えません。コロナはそれ自体が環境破壊でしたから。今、あちこちに散乱しているマスクは、完全に分解されるまでに400年かかると言われています。衛生上使い捨てというのも悲しいですよね。

    2_SURFBOARD

    女性のための本格サーフボードブランドがパンデミック最中のバイロンベイで始動した。女性の身体とスタイルに寄り添うボードとは。

    【WILLOW/女性サーファーが探し求めていたもの】

    2020 年10 月、パンデミックの最中にスタートしたWILLOWは、これまでなかった“女性専用ボード”を実現した。オーナーのディーンとマキは、多くのサーフスポットが女性で溢れるバイロンベイでありながら、女性が本当に求める機能性やスタイルをとことん追求したオーセンティックなローカルブランドがまだないことに気がついた。「それぞれの女性が持つ、それぞれの魅力を最大に引き出すサーフギアを作りたい」という想いで出発。完成したボードはパッと見て可愛いと思えるデザイン性に、パドルやテイクオフがしやすい安定感とレールの繊細なバランスという女性が本当に必要な性能も兼ね備えられた。シェイパーは地元でシェイプを2、30 年続けているレジェンドたち。アイデアと技術を持ち寄り、素材を選りすぐり、クラフトマンシップにのっとって作り上げてくれている。そんな仲間と共に、WILLOW はライフステージの変化が大きい女性の、勇気や情熱を後押ししてくれるサーフバディ的な存在を目指す。

    3_SPOT

    ローカルをできる限りサポートし、地域を盛り上げるショップやカフェ。そんな女性オーナーのお店はいつも賑やかだ。

    【SHOP TOKOTOKO/地元のコミュニティに出会うならここへ】

    名前から可愛いお店、TOKOTOKOは地元アーティストや友人のエシカルブランドを積極的に取り扱うセンス良いセレクトショップ。洋服、スイムウエア、ホームグッズ、アート、スキンケア商品に加え、レコードや本も販売。一見まとまりがないように感じるが「アート・音楽・ビーチカルチャー」という彼女たちなりの共通点を見出している。物販だけでなくイベントやギグ、アートショーなどフリースペースとして“コミュニティの集会所”的な役割も果たす。

    【COMBI/可愛くてオーガニックな早起きカフェ】

    サーフィン前のエナジーチャージやアフターサーフのリラックスタイムなど多くのローカルが利用する人気スポット。ピンクを基調としたキュートなインテリアと、カラフルでフォトジェニックなフード&ドリンクのコラボにより女性のファンも多い。地元食材を使用した、グルテンフリーやヴィーガンのヘルシーな食事にこだわりがあり、家族経営の温かさも要所に感じられるカフェ。笑顔のキュートな女性オーナーとスタッフたちが丁寧にサーブしてくれる。

    Byron Fresh News

    バイロンベイ発のとっておきブランドや、新しいコスメ、ローカルスポットなど気になる“今”をピックアップ! 日々アップデートされるバイロン事情。

    スポーツとファッションが本気で融合!

    カラフルで、ミニマルで、エッジの効いたカッティングにサステイナブルなニット素材。これまでの常識を打ち破る新感覚アクティブウエア「NAGNATA」が大人気。バイロン発で、LAやヨーロッパにも進出。アップサイクル繊維と、インドの職人たちによるフェアトレードビジネスを発端とした、ヘルシーで地球にも優しいブランド。

    ブラレット$190、ショーツ$200(共にNAGNATA)

    ’70s風パッケージが可愛いサステナサンケア

    プロサーファーのディオン・アジウスと、実家がスキンケア工場を経営するゼファ・ジャクソンの2人が立ち上げたエシカルサンケアブランド。オーストラリアのスーパーフルーツなど自然な原料を主に使い、リーフに優しいことはもちろん、生産は100%ソーラー発電の工場で行う。

    右から_ 日焼け止めSPF 50 + 125ml$20、250ml $26、60ml $16、500ml $40(全てStandard Procedure)

    キュートにアウトドア。主役級サーフハット

    「既存のサーフハットは選べる色があまりなかったから、自分で作ることにしたの!」とオーナーのシエナ。もちろんカラーや柄は豊富で、ウェットスーツと合わせても可愛いうえに、海と肌にもっとも優しい日焼け防止方法。首と頭両方にアジャスター付き、さらに車のキーなどを入れられる隠しポケットも付属と機能性も抜群。

    ハット 各$60(全てSunwardbound)

    地元ブランド×アーティストコラボがホット

    右から_AfendsのアーシーなロンTeeは、グラフィックアーティストLois Morton-Chongによる。ロンTee$120、ヘンプが原料のTシャツ。バイロンのアーティストBayley KKの世界観が光る。Tシャツ$70(共にAfends womens)、手作りの水着ブランドはアーティストLucy Zaroykoとコラボ。ワンピーススイムウエア$260、ビキニトップ$120、ビキニボトム$120(共にSAUCE swim)

    BEACH VILLAGE

    衣食住が揃うビーチヴィレッジ「HABITAT」

    総合施設「HABITAT」は、仕事とライフバランスの取れたバイロンらしい生活スタイルや、ここに根付く多様性がギュッと詰め込まれている。住まい、レストラン、ワーキングスペースに加え、ショップ、ヨガスタジオ、美容や医療クリニック、ヘアサロンまで揃うまさに小さなヴィレッジのようなスポット。旅行者のために作られていないから、ゆったりと地元のコミュニティの良さが感じられるのがいいところ。細部に至るまですべてが心地良くオーガナイズされている。

    Living
    “less is more”をコンセプトとして掲げた居住スペース。サーフボードのロッカーや電動自転車、カーシェアリング、コンポストシステム、プールなど様々なサービスが利用できる特典付き

    Cafe
    地元の食材を使用したプラントベースのVagabondや南アメリカのメニューをバイロンの食卓に運ぶBarrioなど。コーヒーをグラブしたりバーで1杯できるカフェ&レストランも

    Shop
    アップサイクルの食器、コージーなホームグッズ、ヘルシーなスイムウエアなど、バイロンらしいナチュラルなブランドのショップが並ぶ。地元のものづくりを大切にしたラインナップ

    Chill
    日曜ともなれば、各々が自由にマットを敷いたりクッションを持参したりして芝生の上でのんびり過ごす。いかにもバイロンらしい光景。海以外にチルできる場所があるのは嬉しい

    Work
    フリーランサーやスタートアップビジネスなど、オフィスを持たない人にとって嬉しいワーキングスペース。34のミーティングルームと12のデスクが用意されている。外で仕事もOK

    Event
    人気のフリマ、季節ごとの行事など定期的に行うイベントから、ライフバランスを見直すワークショップ、女性のビジネスに関するトークセッションなどクリエイティブな催し物も

    Beauty
    個々の肌に合わせて行う医療に近いスキンサロンや、ヘンプなどを使用して治療を行うプラントベースのクリニックに加え、ジム、ヨガスタジオなどヘルス&ビューティ部門も大充実

  • HONEYが気になるあの人にQ&A_#19/“目に見えない何か”を紡ぐ絵画のような刺繍「馬場知佐」

    HONEYが気になるあの人にQ&A_#19/“目に見えない何か”を紡ぐ絵画のような刺繍「馬場知佐」

    天然染めや刺繍のタペストリーなどの作品制作を行いながら、BEAMSでバイヤーとしても活躍する馬場知佐さん。シェイプや色彩からか、大地や海、風など“地球”を感覚的に吸収できる作品が印象的。でもほっこりしすぎず、土臭くなく、ややエッジも効いていてアート性が高いという絶妙なラインをいっているからおもしろい。先日鎌倉で個展を終えたばかりの彼女に、モノづくりのことや憧れのデュアルキャリアについて尋ねてみた。

    –ご自身のプロフィールを教えてください。
    1989年大阪生まれ。幼少期から手を動かすのが好きで、京都の芸術大学に進学しました。在学中、自然の中での暮らしに憧れハワイに短期留学。卒業後BEAMSに勤務しながら、アートワーク制作を行っています。

    –ご自身の作品と、そのこだわりについて教えてください。
    植物で染めた布や糸を使った刺繍のオブジェ、絵などのアートワークを行っています。“目には見えないけど確かにある何か”を表現したい好奇心と探求心で作品を制作しています。

    –アートのキャリアをスタートしたのはいつ、どのようにですか?
    物心ついたときから手を動かすことが好きで、芸術大学に進学しました。デザインやアートを学びつつ、海洋学への興味や自然の中での暮らしに憧れて行ったハワイ留学をきっかけに、自然をテーマにしたものを多く制作するようになりました。洋服作りやジュエリーブランドの活動を経て、今は染めや刺繍のタペストリーなどをメインに制作しています。3年前から東京、大阪、奄美大島などで年に2~3回程個展を開催し、本格的に活動をしています。

    –BEAMSでは具体的にどのようなお仕事をされていますか?
    BEAMSでは〈BEAMS JAPAN〉というレーベルのバイヤーをしています。主な仕事内容は雑貨の仕入れやイベントの企画がメインです。日本の産地の魅力や文化を伝えられるようなモノ(民芸品や工芸品、文具、食品、お酒など……いろいろです!)のセレクトやプロジェクトを企画しています。

    –BEAMSのバイヤーをしながらアーティストとして活動するということ。デュアルキャリアについてご自身ではどう思われていますか? 互いに与える影響などもあれば教えてください。
    刺繍は1人で黙々と作業する時間が長いので、アーティスト活動は個人戦、BEAMSでの仕事はたくさんの人が関わるのでチーム戦という感覚です。どちらも“モノを作る”という共通の行為ではあるものの、使う脳が少し違うので、毎日頭の中が忙しいです(笑)。
    バイヤーでの仕事では工芸品を作る職人さんやアーティストの方とご一緒にすることも多く、モノづくりに対する考えや技術は、個人の活動への刺激にもなりますし、アーティスト活動を通して出会った人とBEAMSでお仕事することもあります。BEAMSは個人の活動に対して寛容なので、自分にとってとても良いバランスで働いています。

    –刺繍アートのおもしろさ、また難しさもあれば教えてください。
    刺繍は世界各地に文化としてあり、それぞれの国や地方で手法や柄が全く異なります。でも共通する部分として、ただ美しい装飾であるだけではなく、自分ではない誰かのためへの祈りや願い、お守りだったりすることが多く、“目には見えないものを宿わせる力”があるとても興味深い手芸のひとつです。

    私の刺繍は、技法に捕われないドローイングのような刺繍。手で一針一針刺繍するのはとても時間がかかりますが、細い糸で描く線や柄はプリントや絵では表現できないので、面白いなと思ってます。

    –天然染めについても教えてください。その魅力と、なぜ作品に取り入れるようになったのか知りたいです。
    5年前に初めて奄美大島の金井工芸さんで染色体験をしてから染めに魅了され続けています。奄美の山で育ったシャリンバイという木を無理ない程度に伐り、チップ状にして煮出し、それを発酵させた液で染めるととても美しいくすんだピンクになります。煮出したチップは次の燃料に使い、灰になれば陶芸家が釉薬に使う。染めた布は太陽に晒し、島に吹く気持ち良い風で乾かす。自然の流れに合わせて、自然の恩恵に人の手を加えることで生み出される色の美しさに衝撃を受けました。
    作品に使っているのは、シンプルに自分が触れていて気持ち良いものだからですが、こんなにも美しい色が地球上の植物から生まれることを作品を通して伝えたいと思って制作しています。

    –一つひとつにテーマがあるのか、それともフローで描いているのか、制作プロセスを教えていただけますか。
    それぞれテーマやイメージはありますが、モチーフは特定していません。街中で風に舞うビニール袋だったり、波が引いた砂浜の模様だったり、近いものや遠いもの、気配を感じるものをインスピレーションに描いたドローイングを元に刺繍しています。

    –何か作品に込めている想いや見ている人に感じてほしいことなどはありますか?
    私の作るものは、部屋や日常を過ごす空間で、心地良さを感じるものにしたいと思っています。植物染めした糸だけでなく、金糸や銀糸を使ったり、真鍮素材の金具を取り入れたりすることで、柔らかすぎない輪郭のある作品を目指しています。

    –インスピレーションソースを教えてください。
    日常の中で感じる自然の気配、海の中で過ごす時間、日々感じるもの全て。

    –次の個展情報があれば、教えてください。
    9月7〜10日、9月14~17日に、大阪の「gallery,あるゐは」にて展示販売会を予定しています。

    –今後の目標や、やりたいことなどあれば教えてください。
    今はタペストリーのような見て楽しむものがメインですが、今後はクッションカバーやストールなど日常により寄り添うプロダクトを展開していきたいです。いずれ、夫と一緒にアトリエ兼ショップをオープンさせるのが目標です。

  • Vol.04|ジョンマスターオーガニックのノベルティのコースターが特別な理由

    Vol.04|ジョンマスターオーガニックのノベルティのコースターが特別な理由

    「地球に敬意を」という想いを込め、さまざまなサステイナブルなプロジェクトを行ってきたジョンマスターオーガニック。今回ノベルティとして配布されるコースターも何やら“特別”な理由があるらしい……。というのも実はこのコースター、あるものをアップサイクルして作られたそうなのだが、みなさんは原料が何かお気づきだろうか。

    ジョンマスターオーガニックの“あるもの”を再利用して作られている

    正解は、ジョンマスターオーガニックの店舗で実際にスタッフが着用していた、捨てられるはずだった制服。廃棄予定の衣類を原料とするサステイナブルリサイクルボード「PANECO®(パネコ)」を製造する「WORK STUDIO(ワークスタジオ)」との共同プロジェクトで生まれたものだ。

    ジョンマスターオーガニック代表取締役CEO/CBO野田義宗さんは、「制服は元々デザインから機能性までこだわって、熱意を持って作ったもの。そんな制服を2シーズンで捨てなければならないことに以前から違和感を感じていたので、今回アップサイクルに取り組みたいとプロジェクトをスタートしました」と話す。

    多くの業務をこなすスタッフの制服は2シーズンで役目を終えてしまう

    今回のプロジェクトでは、店舗スタッフが着用し廃棄される予定だった700着もの制服を、パネコの技術によって8000~9000個のコースターにアップサイクルすることに成功。その製造過程ではたくさんの人が関わり、一つひとつ丁寧に作られた。ボタンを手作業で取り除き、色の配分を考えながら接着剤と混ぜ合わせ、熱でプレス加工をして仕上げられたのだ。

    当初は制服だけでアップサイクルする予定だったがデザイン性を考え、ジョンマスターオーガニックのスタッフからも私物の古着を回収。紺一色ではなくさまざまな色がミックスされ、スタイリッシュな仕上がりとなった。それに加え、自分の服が使われたコースターということで、スタッフのアップサイクリングへの想いも強くなったのだとか。

    「“オーガニックコスメを通じて人と未来に貢献する”という価値観を体験してもらい、それを広めていくのが当社のミッションです」と野田さんは話す。今後はお客様に古着を持ってきてもらう、参加型のアップサイクルも視野に入れているのだとか。

    パネコ開発者の草木佳大さんは、「使用後の制服は手っ取り早く燃やして安く廃棄したい、と考えるブランドがほとんど。あえて予算を確保してアップサイクルをするというところに、本気で環境問題に取り組んでいるという強い想いを感じました」。

    そんな“特別”なコースターは、ノベルティとして店頭にて配布中。さまざまな人の想いが込められたプロダクトは、きっと届いた人のもとでも長く活躍してくれるはず。