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Wetsuits Upcycling Projectの発起人、スタイリスト水嶋和恵にインタビュー「ファッションが好きだからこそ伝えたい、環境のこと」

HONEY Vol.33では、役目を終えて廃棄になるウェットスーツをアップサイクルするという素晴らしいプロジェクトを紹介した。レジェンドサーファーのカシア・ミドーのウェットスーツを、ブランドディレクターのパスカル・マリエ・デマレが愛犬用バッグに作り替えたストーリーだ。詳細はこちら。このプロジェクトの発起人はHONEYで活躍するスタイリストの水嶋和恵。日本とカリフォルニアを行き来しながらビーチライフを楽しみ、サステイナブルファッションについて日々想いを巡らせている彼女にインタビュー。ファッション業界の最先端にいる彼女が見る、業界の流れとは。
Q.プロジェクト立ち上げのきっかけを教えてください。
ーHONEYの読者に、何か伝えられることはないかなと思っていて……。読者の方たちに発信することで繋がりたい。リードしなければ。何か私にできるサステイナブルなプロジェクトはないかと思ったのがきっかけです。パンデミックの影響でダークな空気が蔓延してるなかで、ポジティブなバイブスを届けたかったんです。そんなとき、マリエちゃんから「着られなくなったウェットスーツをアップサイクルできる」という話を聞いて、このプロジェクトが始動することになりました。Q.スタイリストという職業の枠を超えた取り組みですね。
ー私にとってこれはスタイリストの延長と思っていて。プロフェッショナルな仕事って、ある程度年数を重ねていくと、枠が広がっていくんですよね。自分の基盤ができたら、次はこれまで得てきたものを人に伝えていくべきだと思うんです。地球温暖化の要因であるCO2やゴミ問題のひとつに、洋服の生産や廃棄が挙げられています。私はスタイリストでファッションに関わっているから、このキャリアを活かして何かできないかと思ったんです。Q.リアルなファッションシーンの中では、環境問題はどう捉えられているんでしょうか。
ー数年前まではサステイナブルなブランドを探すのが大変でした。すでにマリエちゃんは取り組んでいましたが。でも今では、多くのブランドがサステイナビリティを実践しているし、全体の意識が高くなったと思っています。進歩しているという感覚は確実にありますね。古着屋さんやリサイクルの考えもまた盛り上がってきています。Q.それでもファッション業界とサステイナビリティは、まだ対局な部分もあるかと思うんですが、矛盾や葛藤を感じることもありませんか?
ー最初は葛藤がありました。でも、いま住んでいるカリフォルニアの街はビーチからウエストハリウッド、メルローズ、ダウンタウンなど仕事場まで30分圏内で、海と山が近くて、大自然とエンターテインメント、ファッションが共存しているとても良い環境です。世界的にもその(自然と都会の)距離感がかなり縮まっているように感じるんです。ハイファッションブランドがこぞってサステイナビリティを実践し、ショーのステージのセットまで細かく配慮されています。私も業界にいて、気持ちが楽になってきました。Q.そんな中で改めて今回の2人とのプロジェクト、いかがでしたか?
ーマリエちゃんは探究心、そして人との繋がり方がすごい。一般的なデザイナーの枠を超えてるんです。カシアもまた、リトリートを行ったりして、いちサーファーという枠を超えて地球に良いことをしようとしている。私もスタイリストの枠を超えてこうやって発信することができている。マリエちゃんもカシアも大好きな人なので、そんな2人とクリエイトできるのはとても嬉しいことです。すばらしい経験でした。イメージ以上のものが出来上がったと思っています。Q.このプロジェクトを通じて、感じてほしいことは?
ー大切なのは、同じバイブスを持った人たちと一緒にクリエイトすること。地球に恩返しをするという想いをかたちにするのが重要だと思っています。壮大なテーマじゃなくても、身近なものでもなんでもよくて。ひとりの力でできることは限られているけど、手と手を合わせられる仲間がいて、それを発信できる場所もたくさんあるので。ぜひみなさんにもそういう気持ちになってもらえたらと思っています。R2 事業再構築補助金により作成

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EARTH AWESOME !「 Dear My Friends……」

海の仲間たちへの、果てなき憧憬──。同じ地球にいながら重力から解き放たれ、水の中を自由に無邪気に、奔放に生きている。そんな海洋生物たちの感動的な一瞬と彼らの物語を作品に収め続ける、越智隆治さん。遥か昔に同じ祖先を分かち合った海の朋友たちは、「今この瞬間を生きることの輝き」を力強く優しく、私たちに教えてくれる。



いつの頃からか、海が身近にある生活が当たり前になっていた。
海は、多くの生き物たちの小さな命を育むゆりかごであり、母親の羊水のようだ。太陽は、万物の父親のように、生命にエネルギーを与え、海中に美しい光となって降り注ぐ。広大な宇宙から見ると、太陽系にあるこの小さな惑星「地球」そのものの存在が、いくつもの偶然が重なって生まれた、生命に満ち溢れる奇跡の星であるということを、日々の生活に追われてしまう私たちはつい忘れがちになる。
大自然である大海原にいると、そんな奇跡を感じる生命の営みや、自然の美しい風景に遭遇する。朝焼け、昼、夕焼け、夜の暗がり、快晴、凪、風、曇天、雨、波、雷……船上から見える風景は刻々と、その表情を変化させる。そして、その様子を表現する言葉がどれだけ沢山あることか。
雲は時に、生き物のような形に見えて、じっと眺めていると、いつの間にかその姿を変化させている。時に巨大なドラゴンに見えたり、時には巨人に見えたり、そして時にはクジラに見えたり。そんな変化をぼ~っと眺めているだけで、ワクワクしてくることもある。
遠くからこちらに向かって来るスコールのカーテンを気にしながら、どうにか濡れるのだけは避けたいと思いながらクジラの親子を追跡していた時、スコールのカーテンの目の前で、母クジラが頭を上げて、スコールを確認したように見えた。
その直後、親子は泳ぐ方向を180 度転換して、スコールを避けるように泳ぎ始めた。クジラも雨を嫌うのか? その時はそう思って驚いたけど、よくよく考えてみたら、きっと海中に何か他の要因があったのかもしれない。
“かもしれない”……自然に対して、向き合う僕はいつもこの言葉で自問自答し続けている。自然と向き合うとき、100% 正しい答えが導き出せるなんて、思ったことがない。しかし、学者ではないから、それでもいいと思っている。言葉を理解しあえる人とでさえ、理解するのは難しいのに、言葉の通じないクジラやイルカ、サメやカジキたちがどう思っているのかなんて、わからない。だから、少しでも経験を積むことで、最も近いであろう答えにたどり着こうとしている。
それはすなわち、自然に対して、常に理解しようという謙虚な気持ちを持ち続けることなのだと思う。この奇跡のような星で、少しでも多くの人がそういう気持ちを持って自然や、そして海に向き合ってくれたら良いのになと、常に思っている。
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自分の肌に合うスクラブはどれ? 夏におすすめなラッシュのスクラブ6選

ラッシュが8月31日までの期間限定で、約30種ものスクラブを集めた“スクラブスタンド”を全国の76店舗にてスタート! 自然由来の原材料からできたナチュラルなスクラブはバスタイムのケアに取り入れることで、肌本来のヘルシーさへと導いてくれる。各スクラブごとにテクスチャーや洗い上がりが違うから、あなたの肌悩みに合わせて選べるのも嬉しいポイント。この機会に気なるものは店頭でトライして、自分に合うものを見つけてみよう。中でも夏にぴったりなケアが叶うスクラブを6アイテムご紹介。
01.輝く笑顔に導くフェイシャルスクラブ

ハッピースキン 100g¥2.300/ラッシュ(ラッシュジャパン) 酵素を含む、夏定番のフルーツのパイナップルとタグアナッツの角質除去力の相乗効果で、古い角質や汚れを効率的に落としてくれる。タンパク質分解酵素のブロメラインとAHAを含むパイナップル果汁が、古い角質でごわつくお肌を柔らかくしてくれるのも嬉しい効果。さらに、お肌のコンディションを整える竹のパウダーとタグアナッツの心地良いスクラブ感で、くすみの原因にもなる古い角質や毛穴の汚れを落としやすくなる。太陽のように輝く笑顔をより美しく演出しよう。
02. 3in1が叶う時短ボディケア

コーミングル 225g¥2.780/ラッシュ(ラッシュジャパン) ボディクレンジング・角質ケア・保湿の3つが叶う3in1のボディスクラブは忙しいときでもクイックにケアできる。軽い質感ながら、肌になじませていくとタグアナッツと竹のパウダーの心地よいスクラブが古い角質や汚れを落としてくれる。そこにカカオ・クプアス・シアの3つのバター、アーモンド・ブラジルナッツ・アルガンの3つのオイルが肌をしっかり保湿。肌を潤し柔らかくするカラギーナンエキスがゼリーのような質感で、するりとケアできるのはまさに新感覚。
03.メントールの清涼感が病みつき

マジック クリスタルズ 300g¥1.900/ラッシュ(ラッシュジャパン) 泡立つシャワーボディスクラブは海上がりに試したい。すっきり爽やかな清涼感は、メントールクリスタル、ペパーミント、スペアミントによるもの。さらに、スパイシーなアニスシードオイルが肌を健やかに保ち、スクラブとして良質なシーソルトとエプソムソルトがくすみの原因となる古い角質を除去。シャワーしながら透明感をもたらし、お風呂上がりにさっぱりした爽快感を味わって。
04.頭皮のベタつきをソルトで解消

ビッグ 130g¥1.390/ラッシュ(ラッシュジャパン) シーソルトのシャンプーを使ったことはある? これは必要以上に皮脂を取り去ることなく頭皮の古い角質を除去し、引き締まった状態を保ってくれるもの。さらに、シーソルトの粒が頭皮を刺激することで、巡りがよくなり今よりも健やかな髪に導いてくれる。髪の毛を根元から持ち上げ、ふんわりとしたボリューム感とコシを与えてくれるから、夏のベタつきが心配な方におすすめ。エクストラバージンココナツオイルと海藻が、髪の毛を柔らかな手触りに仕上げてくれるからダメージが気になる人もチェックしてみて。
05.サンダルが映える足元に導く

火山マスク 140g¥1.400/ラッシュ(ラッシュジャパン) サンダルを履く機会が増える夏だからこそ、硬くなったかかとやひざをスベスベにするフットマスクケアは欠かせない。軽石を含んでいるから、フットスクラブとしてケアも可能。さらに、酵素が豊富で、ニオイの原因となる古い角質を除去し、汗や皮脂汚れを落としてクリアにするパパイヤ。柔らかな肌触りに仕上げるジャガイモ、足を清潔な状態に保つビタミンとミネラルが豊富なトマトを配合することで、滑らかな足元に導いてくれる。
06.スイカのオイルでリップケア

サマーフィーリング 20g¥1.200/ラッシュ(ラッシュジャパン) スイカの黒いタネから抽出したスイカ種子オイルで、唇に輝きと柔らかさをもたらそう。シュガーとメープルシロップの甘いコンビが唇を柔らかく仕上げてくれるから、紫外線でのくすみもケアできる優れもの。甘いローズとフルーティなベルガモットが加わった夏にぴったりのトロピカルな香りも楽しくケアできるポイントの一つ。
When you finish using

使い終わった容器はラッシュへ持ち込もう。そうすることで、環境負担が減るだけでなく、私たちにもいいことが! 対象容器1つにつき30円を商品会計時に使用、もしくは対象容器5つとフレッシュフェイスマスクを交換することができるというわけ。持っていく前に綺麗に洗って乾かしたり、ラベルを剥がしたりなどリサイクルしやすいような配慮を忘れずに。
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米蔵をリノベーションした“滋賀県”のフラワーショップ|花と旅 #04

I visited this time ……tsumugu

そこに佇むだけで心の穏やかさを思い出させてくれる琵琶湖が目と鼻の先にある滋賀県・草津市。そこで昭和初期頃に建てられた米蔵をリノベーションして誕生したのが花屋“つむぐ”。蔵らしい重厚な扉を開けて店内へ進むと、まるでアトリエのような空間が広がる。ウッドの階段が二階へと繋げるスペースでは、フラワーアレンジメントスクールも開講。

生花それぞれがアートのようにラインナップされているので、一種類ずつ目を向けてみたり、枝物のダイナミックな動きにパワーをもらうのも楽しい。またここでは店名のように、訪れた一人一人との出会いをつむぐことを大切に、オーナーが会話をしながらその人に合った花束を作り上げてくれる。だから旅の思い出を語りながら表現してもらうのもいいかもしれない。

そんな一期一会を大切にするオーナーの梨本さん、おすすめのお花は“チェリープリンセスデーン”。これじつは花のように見えている部分は包葉なので、暑さに強く、夏でも比較的長持ちするから、この時期に飾るのにぴったり。「花脈の美しさが目を引き、ピンクと白のグラデーション、縁が黄緑のニュアンスカラーはまさに幻想的。上から見ると可愛いお花でガーリーに、側面から縦ラインで見せればスタイリッシュな印象になるので、どんなインテリアにも馴染みやすいんですよ」と教えてくれた。遠方で足を運べない人はぜひ、この巡り合わせを大切に、この花を部屋に添えてみてはどう?
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Wetsuits Upcycling Project/廃棄のウェットスーツがバッグに変身するまで

レジェンドサーファー「カシア・ミドー」、ブランドディレクター「パスカル・マリエ・デマレ」、スタイリスト「水嶋和恵」。想いの通じた3人がタッグを組み、廃棄になる古いウェットスーツを愛犬用バッグへとアップサイクルさせる情熱的なプロジェクトが始動した。
クリエイティブな発想で地球を良くしよう。小さな想いを、みんなでカタチに
このプロジェクトの発起人は、HONEYでもお馴染みのスタイリスト、水嶋和恵さん。海と自然とサーフィンを愛し、ファッションを通じてサステイナビリティを発信する人物。コロナが蔓延し出した数年前から「HONEYの読者に何かポジティブでサステイナブルなバイブスを届けたい」という考えが湧き上がっていた。ファッション業界がCO2排出を増大させているという事実を前に、ファッションに携わっている身として何かできないかという想い、かつ大好きな海やサーフィンにも関係するプロジェクトを立ち上げたい。仲の良いパスカル・マリエ・デマレさんに相談してみると「使い終わったウェットスーツをアップサイクルできる」と提案してくれた。アメリカと日本を行き来する生活をしていた水嶋さんは、すぐさまウェットスーツの提供者として大好きなカリフォルニアのサーファーに声をかける。ロングボード界のカリスマ、カシア・ミドーだった。水嶋さんは以前からマリエさんとカシアがどこか似ている気がしていたと言う。「プロサーファーとして成功し、スポンサーにも恵まれていたカシアはある時思い立ったかのように、ほとんどのスポンサーシップを解消しオリジナルのウェットスーツブランド『Kassia+Surf』をスタートしました。マリエちゃんもあれだけメディアで活躍していた中で、ファッションの勉強をするために突然NYに旅立って。そして今は2人とも、地球と人に優しい活動をしています。波動が合う気がしていたんです」。話を聞いたカシアは、二つ返事でOKを出した。企画者は水嶋和恵、ウェットスーツはカシア・ミドー、製作者はパスカル・マリエ。役者が揃った。
このプロジェクトについてカシアにも聞いてみた。「まるでマーメイドのようなカズエが家に現れて、このマジカルなプロジェクトの話を提案してくれたんです。古い物をコラボレーションによりアップサイクルして、新しい物に生まれ変わらせるという素晴らしい機会。創造、クリエイティビティ、共創。すべての要素に参加できるのはとても嬉しいし、ビジネスとしても人間としても意識的に前進できると思います。誰かと一緒に何かをすると、できることが増えるんです」。そう語ってくれた。カシアの古くなったウェットスーツはカリフォルニアから海を渡り、日本にいるマリエさんのもとに届いた。
愛犬家であるマリエさんがアップサイクルアイテムとして考えたのは、海でも使える犬の散歩用バッグ。ウェットスーツなので多少濡れても平気というところと、3人の共通点が海だったため、その発想は自然な流れだった。海が好きな犬たちは、ビーチに到着した瞬間に車からすぐ飛び出してしまうことがある。咄嗟にリードを忘れがちな飼い主さんのため、バッグの持ち手にはこちらもアップサイクルのリードを採用。金具とバッグ本体をつなぐオレンジ色の紐の部分は、強度が強いパラシュートの接続パーツを使っている。実は、パラシュートは安全性の問題から数回使っただけで装備が廃棄されてしまうことがあるという。それを解体しエコバッグを作っている工場へと出向き、そこですら捨てられる部分をマリエさんが引き取ったものだった。
マリエさんは、ウェットスーツの素材、ネオプレーン独特のフォルムが活きる形にこだわった。プロダクトの魅力にもなっているパッチワークだが、継ぎ目を出さずバッグの丸みをキープしたい。この、素材を縫い合わせる作業が特に難しかったと言う。技術とセンスが結びつき、もちろんすべてハンドメイドで仕上がった。カシアのロックでヒッピーなイメージを出すためにフリンジをつけたり、Kassia+Surf のマークをワンポイントに使ったりと、無駄をなくすだけでなく、デザイン性と想いもしっかりのせた。この作業で余った素材の切れ端は、また別のカタチで何かにアップサイクルしたいとも言う
こうしてカシアの古ウェットスーツは、ストーリーが何層にも分厚く重ねられた、意味の深いバッグに生まれ変わった。マリエさんはこう話す。「自然相手のスポーツに使われるアイテムって、サーフィンしかりパラシュートしかり、機能的で大切だけど、きちんと循環させないと意味がないと思うんです。使い終わったらさようならってするのは簡単。でもそうやってゴミを増やすことで自然を壊してしまったら、結局自分たちの遊び場がなくなってしまうわけですよね。自然のスポーツで恩恵を受けている分責任も必ずついてくるので、一人ひとりが後処理をどうするかのバランスも考えてほしいと思います」。マリエさんは今後このプロダクトを販売し、動物愛護などの活動費に活かすことも考えているそうだ。
カシアが話していたように、ひとりではできることが限られていても、こうやって仲間と協力することで可能性は何倍にも膨れ上がる。これは決してクリエイティブで有名な3人だから特別実現したことではないと思う。私たちが等しく感じている地球、動物、人に優しくありたいと想う気持ちとアイデア、少しの行動力さえあれば誰でも叶えられることなのだ。
R2 事業再構築補助金により作成

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【本日から申込開始】ウェイブプールで貸し切りサーフィン! HONEY SURF SESSION in 静波サーフスタジアム supported by ソラシドエア/DATE:9月3日、4日

昨年の8月にグランドオープンした、静岡県牧之原市の人工サーフィン施設「静波サーフスタジアムPerfectSwell®」。日本初の大型ウェイブプール誕生はオープン前から話題となり、さらにオリンピック・サーフィンの合宿場として日本、USAチームが利用したことで、クオリティの高さも証明してみせた。その後も予約が困難なほど人気の施設だが、HONEYは9月3日(土)を貸し切り、女性だけのサーフセッションを実施することにしました! 波は体験コースからエキスパートまで様々ありますが、今回は初級コースとファンウェーブコースの2コースをセレクト(詳しい波の説明は欄外を参照ください)。しかも、ライディングを動画撮影し、それをサーフコーチが解説するクリニック付きです! 自分のライディングを見ることができる貴重な機会であり、上達ポイントをコーチがアドバイスしてくれるという夢の企画。セッション後は施設の2階でBBQパーティを開催しますので、一緒にサーフィンを楽しんだ仲間とゆっくりお過ごしください。宿泊はスタジアムから徒歩2分の静波リゾートホテル・スウィングビーチ。翌朝はホテルの敷地内でヨガを行い、ビーチクリーンをして終了となります。静波海岸が目の前のホテルですので、帰る前に昨日教わったことを思い出しながらサーフィンすることも可能! 申し込み期間は本日(7月15日)から8月5日までで、応募者多数の場合は抽選となります。お早めにご応募ください。
お申込みは>>こちらから

【初級コースの波】
ゆっくりと穏やかな腰サイズの波(約0.6 ~ 1.0m)。うねりからテイクオフができる上で、安定的なパドリングやテイクオフの練習をしたい方に最適。海では環境や周囲の人数などに左右されてコンスタントに波に乗れず上達できない事もありますが、静波サーフスタジアムでは平等に波に乗るチャンスがあるので、安心して練習できます。【ファンウェーブコースの波】
ショートボードはもちろん、フィッシュ、ロング、ミッドレングスに最適な胸サイズの波(約1.0 ~ 1.4m)。ライディング時間は約8 ~10秒で、2から3ターンが可能。カットバック、トップターン、ボトムターン、アップス&ダウンなど基礎的な動作や技が練習できます。全く同じコンディションのファンウェーブをお楽しみください。詳しい応募方法とタイムスケジュールは、以下を確認してください。
【タイムスケジュール】
■9月3日(土)
13:30/集合、オリエンテーション、着替え
*着替えは、ロッカールームをご利用いただけます
15:00/サーフセッション① ファンウェーブコース
*セッション後、プールサイドでビデオレクチャーを行います
16:00/サーフセッション② 初級コース
*セッション後、プールサイドでビデオレクチャーを行います
17:00/サーフセッション③ ファンウェーブコース
17:30/サーフセッション④ 初級コース
19:00/ ディナー
*サーフスタジアム屋上でBBQを予定
20:30/ 終了
静波リゾートホテル・スウィングビーチに宿泊■9月4日(日)
7:00/モーニングヨガ @ホテルプールサイド又は静波海岸
8:00/朝食
10:00/チェックアウト
10:30/ビーチクリーン
11:30/解散【申し込み方法】
①こちらのサイトにアクセスして、必要事項をご記入ください。
*申込み期間 7月15日(金)~8月5日(金)
②申込み締切り後、「参加のご案内」と「参加費入金方法」についてご連絡します。 *8月10日頃を予定
③参加費をご入金ください。 *8月20日(土)まで
④8月26日(金)頃に、最終のご案内をお送りします。【注意事項】
①タイムスケジュールやヨガ実施場所など、変更になる可能性があります
②雨天決行です
③応募者多数の場合、抽選となります
④参加費のご入金を持って、お申し込み完了となります
⑤ご入金後のキャンセルによる返金は出来ませんので、ご注意ください
⑥女性限定のイベントになります【お問合せ】
HONEYサーフセッション運営事務局 担当:北原
E-mail/jun@sketch-book.jp -
モノが豊か or 自然が豊か、どちらを選ぶ?|地球の今、海の今を知るVol.54

いまの世の中にあるあるな風刺画に、たとえば地球温暖化の影響で、未だかつてない破壊力を持つ巨大なハリケーンがすぐそこにまで迫っているとして。けれどもそんなことには見向きもぜず、新作ファッションに時々サステイナブルなアイテムを織りまぜながら、次々に着せ替えを楽しんで、自然をバックに映える写真を撮ることに夢中な人々。片手にはプラスチックカップに入ったヘルシースムージー、それをプラスチックストローで飲みながら、撮った写真をあれこれ加工してはSNSに投稿し、たくさんのいいねや賞賛をもらえばご満悦。こうした風刺はとかく、迫りくる危機が真実か錯覚か蜃気楼か、といった議論にもなりやすいけれど、そんな言い争いをする前に私たちが考えたいのは、ネガティブな影響を見ないまま、華やかに発展することにばかり暴走してきた時代のこと。それがどれほど地球の豊かさを奪ってきたかには無関心で、あちこち飛び回ってはハイパー消費を楽しんで、SNS・メディア・広告のマインドコントロールにも購買欲を底なしに刺激され、不足感と過剰消費を煽られ続ける社会。生物多様性はすでに瀕死だというのに、サステイナブルといってもまだまだ動植物を都合よく利用しながら、地球という大いなる支えを自分たちの手で壊し続けてきた結果、今にも足元が崩れ落ちそうになっている。けれども、すでに気づいている人は気づいている、「地球や生命たちをこんなに傷つけてまで、多くのモノやコトは要らないよね」と……。
前回Vol.53で触れた、『エシカル白書2022-2023』出版記念イベントの後半では、そんな地球・経済・社会の今について、視点をぐーっと高く、より俯瞰から見つめ直せるパネルディスカッションも印象的でした。そこでは、HONEY Vol.32で気候危機と私たちの未来についてを丁寧に紐解いてくださった気候科学者の江守正多さん、そして認定NPO法人アニマルライツセンター代表理事の岡田千尋さん、ベストセラー『人新世の「資本論」』著者であり経済・社会思想家の斎藤幸平さんが登壇されました。

気候科学者 江守正多さん(国立環境研究所 地球システム領域 副領域長/東京大学 客員教授)
「世界は今、平均気温の上昇を産業革命前より+1.5℃未満に抑えることを目指しているものの、+1.5℃で止められそうな対策には全然なっていない、というのが現状です。2050年までにCO2排出を実質ゼロにしようと動いてはいますが、再生可能エネルギーへシフトするにも、環境への影響を慎重に調査しながら設備を増やさないと環境破壊になる可能性もあり、産業が移行していくトランジションなどを含めて課題はさまざまで、シフトするスピードは十分ではありません。本来なら、先進国は自国の脱炭素化はラクラクこなして、発展途上国を手伝うぐらいでないといけません。今のままでは、世界で1.5℃目標を達成するのは難しいと思います。もちろん問題は気候変動だけではなく、仮に技術が全部入れ替わってCO2が出なくなったとしても、格差が広がり、国家間の関係は悪化し、生物多様性が大ダメージを受けてしまうようでは、『CO2は出なくなったけど、これで良かったんだろうか?』となってしまうので、広い視野で考えていく必要があります。
2021年8月に発表されたIPCC第6次報告書では、地球温暖化が人間活動の影響によって進んでいることは『疑う余地がない』と明記されました。これは僕ら科学者にとっては改めて言うことでもないんですが、いよいよ断言したことの真意はぜひ受け止めてもらいたいと思います。その上で、これから必要なのは『脱・過剰消費』という議論にも深く納得しています。というのも、今は先進国の富裕層が無尽蔵に過剰消費をし、現状はそれが許される社会システム、むしろ経済を回すために奨励されているかもしれません。ですが、『それってよく考えるとおかしい』ということに、多くの人が納得し始めるプロセスが必要になってきていると思います。
僕自身は30年ぐらい前から気候変動問題のことを考え、当時から『CO2排出を実質ゼロにしないと温暖化は止まらないはず』と思ってきましたが、まさかそれを社会が受け入れて、世界が脱炭素に取り組む時代が来るとは全く想像できませんでした。けれども、今はそれが現実になり、社会も常識も大きく変わっていく時代に入ってきていると感じます。30年前はどこでもタバコを吸っている人がいましたが、今は分煙・禁煙が当たり前となったように、常識は変わり、人類は化石燃料文明も卒業できるはず。ただし、化石燃料文明を十分に早く卒業できるかどうかは我々にかかっています。ぜひ少しでも多くの人が気候変動や環境問題に興味を持って、アクションに参加していただきたいなと思います」
認定NPO法人アニマルライツセンター代表理事 岡田千尋さん
「私たちはアニマルウェルフェア、つまり『適正な動物飼育の在り方、動物への苦痛を最小限に』という考えのもと、主に畜産動物の問題について、身動きも取れない劣悪な環境で飼育するべきではない、と訴え活動しています。私自身も2羽の肉養鶏を飼ってみたのですが、1羽はうちに来て3週間で、もう1羽は2回の夏を越えて今年の5月に、どちらも心臓発作で亡くなってしまいました。彼らが教えてくれたのは、鶏たちがすでに、畜産のために品種改良を重ねすぎて、健全に生きていけない体になっているということです。鶏に限らず、今は効率化を求めるあまり、過激に品種改良を繰り返し、飼育の現場でも動物たちを過密に閉じ込めすぎている。それを緩和してあげよう、というのが世界共通の課題です。ただ、日本は改善の動きが非常に遅く、世界的な動物保護団体による評価でも、畜産動物の保護、企業の動物福祉、ともに日本は最低ランクに位置づけられています。
現在は地球上に存在する野生・畜産動物のうち、牛や豚は約6割、鳥類は約7割もが畜産、というアンバランスな状況の上、畜産業は温室効果ガスの排出量も全体の14.5%を占めています。さらに、畜産業を拡大するために南米のアマゾンをはじめとする広大な森林や生態系が破壊され、その地域民の人権問題にまで悪影響は繋がっています。そうして私たちの『肉や卵、乳製品を食べたい・飲みたい』という強い欲求が社会を崩し、自分たちの未来や健康、さらには生きる術すらも一緒に食らい尽くしているというわけです。
では一人ひとりに何ができるか。それは平飼い卵に変えるだけでは不十分で、例えば自分や家族の食生活で、アニマルウェルフェアに配慮したものに切り替える、または畜産物や水産物の消費を減らすなど、できることは色々あります。さらに社会を変えるためには、気軽に周りの人とアニマルウェルフェアの話をしてみたり、お弁当に入れてきた大豆ミートをシェアしたり、近くのカフェやレストラン、企業や政治家などに意見を届けていく、といったことも影響力は大きいと思います。そうして前向きにアクションを重ねながら、5年後、10年後に振り返ると『あれ、以前とは全然違う!』と感じられる変化を、一緒に楽しんでいってほしいなと思います」
経済・社会思想家 斎藤幸平さん(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
「振り返れば50年近く前から、『このままいくと地球環境が危ない』と言われながらも状況は多くのケースで悪化し、今では気候変動や生物多様性の崩壊など、もうどうやって対処していいかも分からないような危機がすぐそこにまで迫ってきています。そんななかSDGsという目標が掲げられましたが、再生可能エネルギーに切り変える、またはより環境に配慮した商品を買ってなんとなく良いことをした気分で自己満足する、そんなSDGsブームによって、真に必要とされている転換から目を逸らしてしまっているように思います。いま私たちが直面しているのは、文明が崩壊するかしないか、生物多様性が本当に崩壊してしまうか、地球でこのまま誰が生きていけるか分からない、そんな危機を前にして、『有機野菜のジュースを飲んでいるから大丈夫』と思っているのはおかしい話です。いま世の中で起きているのは、こういったことがほとんどなわけです。
私が提唱している『脱成長』とは古くからあるとてもシンプルな概念で、簡単に言うと『先進国が経済成長を優先するような社会の在り方を辞めるべき』ということです。そもそも今の社会には膨大な無駄、過剰なものが溢れ返っています。『経済成長を続けるために、環境に優しいものを作りますよ』という方向性でこのまま今の資本主義が続いていけば、自然も資源も人々もますます犠牲になるばかりで、本質的な解決には繋がりません。本当に地球環境や未来のことを考えるのなら、意識的に無駄なものを手放す、再生可能エネルギーに切り替える、ということだけでなく、飛行機に乗る回数を減らす、お肉を食べる量を減らす、といったことも合わせて進めないと、もはや間に合わないところに来ている。だからこそ、これまで経済成長という名の下で正当化されてきた物事を、冷静に批判的に捉え直し、経済成長を善とする考えに疑問を呈し、行き過ぎた資本主義にブレーキをかける。それが脱成長であり、本来目指すべきシステムチェンジではないかと思います。
エシカルなアクションとは金持ちの道楽やカッコいいものではなく、生きていく上でできるだけ他の人や生物を苦しめない、という最低限のルールです。先進国に暮らす私たちは、自分たちの発展のために途上国の人たちを散々虐げてきたという事実に向き合い、何ができるかを考えなければなりません。経済成長を目指してきた先進国の人たちは、お金を稼ぐためにストレスフルに働き、家族との時間や趣味を我慢し、子供たちの未来も地球環境も犠牲にしながら、飛行機にたくさん乗って大量の買い物を繰り返してきました。こうした悪循環を続けていても幸せになれないのではないか。これからは脱成長という理念をベースに、もっと大胆な転換を加速させる必要があります。ぜひ皆さんも志を共にできる仲間を見つけて、アクションを広げていってほしいと思います」
「地球にやさしい」のミスリードが飛び交う昨今だけれど、この意味は本来、自然の豊かさを奪わない、邪魔しないということ。素材を配慮すればいくらでも作っていい、リサイクルをすればいい、というわけでもなく、たとえ先進国の脱炭素化が進んでも、終わりのない資源搾取や生態系破壊、紛争や格差や人権の問題は? 地球に蔓延するたくさんの犠牲をいろんな側面から見つめるほどに、「これじゃどう考えても、地球はもたないよな……」とモヤモヤしていた心に、スーッと明るい道筋を照らし出してくれたようなディスカッション。そもそも私たちは底なし沼のような消費欲を満たすために生きているわけじゃない、そうしてTOO MUCHな社会に違和感を覚えた人から、おかしいことは「おかしい!」と、不要ならば潔く「NO!」と、まずは自分からできる方向転換をしていけたら。他にも、奥底から突き動かされるメッセージの数々をぜひアーカイブ動画から感じ取って、新しい価値観やアクションに繋げていってもらえたらと思います。
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地球をリスペクトしたコスメを知ろう。 日々の選択が豊かな暮らしへつながる!

What is “Cruelty Free”, “Vegan Cosmetics”?
知っている人も多いかもしれないが、そもそも「クルエルティフリー」「ヴィーガンコスメ」とは何かについて復習しよう。
クルエルティフリーとは、化粧品などの開発・製造・流通までの工程で、動物を使った実験が行われていないということ。ここ数年でエシカルなブランドが浸透し、私たちのマインドも変わってきた。共に生きている動物を傷つけないため、できる範囲で優しい選択ができる一つの指標。ヴィーガンコスメとは、動物由来の成分を使用せずに作ったコスメ。スクワランやコラーゲン、ハチミツ由来のミツロウ、カルミン(コチニール色素)などが化粧品に使われる主な動物由来成分。とはいえ、動物由来成分=絶対だめとも言い切れない。ミツロウの場合、オーガニック認証を取得していたり、蜂を育てることで貧困や環境問題に貢献していたり……。背景を確認し、ブランドの考え方を知ることも大切。
スキンケアから取り入れられるヴィーガンコスメ

右_自然の力を信じて古来より伝わるナチュラルな成分を使う他、こんにゃくや米ぬか、紫蘇など、日本人になじみ深い作物を成分にとり入れている。このノーマッズクリームは、W洗顔不要のクレンザー。天然のスクラブを配合し、汚れや角質をオフしながらうるおいを補給。ノーマッズクリーム150g ¥4.950/ダムダム(セブンデイズ)
中_豊かな地球を次の世代につなぐために作られた「みんなでみらいを」。カンボジアの荒地に植林をし、育てた植物の葉や種を原料にすることで、森を増やしながら、現地の仕事も生み出す。農産物を加工した時の副産物である米ぬかや小麦ふすまを用いたシンプルな洗顔クレンジング。米ぬか酵素洗顔クレンジング70g ¥2.310/フロムファーイースト
左_共通成分であるアシタバと紫蘇は、自社の循環型農園で栽培。農薬や化学肥料を使わずに土壌づくりから収穫、成分抽出まで全て管理が行き届いているところも信頼できるポイント。このローションのボトルは、工場内で発生したガラスの欠片を再利用して作られている。コアバランス トーニングローション150ml ¥6.050/アスレティア
右_ジェンダーレスで使える処方。ビタミンCやツボクサなどの植物エキス、オーガニックシアバターを配合し、毛穴悩みにアプロ―チ。シアバターは、トレーサビリティ(追跡可能)の確保できる素材を選び、生産地のアフリカの女性たちに継続的な雇用を生むことにも貢献している。アクアスキンローション200ml ¥2.200/ハン(ビーバイ・イー)
右中_米ぬかの発酵エキスを用い、肌本来のバリア機能アップへ導くシリーズ。老舗の蔵元で5年かけて熟成したという米ぬか発酵液には、ゆらぎやすい肌を労わる栄養成分が余すところなく凝縮されている。この保湿美容液を含む、一部製品の容器には再資源化が可能なガラスを採用。ソフィスタンス アドバンスト120ml ¥9.900/ソフィスタンス
中_日本の豊かな植物にリスペクトし、その生育を守りながら、化粧品に活用することで新たな可能性を見出す。鹿児島県肝付町の「辺塚だいだい」から抽出されたオイルは、加工の際に捨てられる果皮や枝葉を有効に活用しているだけでなく、爽やかな香りで使う人の心も満たしてくれる。ユーディションオイル30ml ¥8.300/ユーディション
左中_900種以上もある製分をすべて見直し、2021年から完全ヴィーガンとなった「アヴェダ」。100%使用済みリサイクル素材を製品のPET容器に使用。水分補給作用に優れたサンゴ草を使った保湿クリームは、乾燥が気になるときに。ボタニカル キネティクス インテンス ハイドレイティング クリーム ソフト50ml ¥7.150/アヴェダ
左_不治の皮膚疾患に悩む創業者が立ち上げたブランド。アロエベラ葉汁やオーガニックのハッカ水を使ったマスクは、紫外線をたくさん浴びてしまった日に使うのがおすすめ。漂白剤不使用のコットンシートは肌に優しく、製造工程で水の浪費も最小限。アークティック ブリーズ レスキュー マスク5枚入り ¥5.198/スノー フォックス スキンケア -
自然を愛する、あの人に聞く。心地よい暮らしを叶えるためのヒント | Vol.11 瞑想

11回目に取り上げるのは「瞑想」。瞑想家として活動する柴田佑奈さんを紹介します。

意識を広げてくれる「瞑想」
私は20代の頃に歌手活動をしていたのですが、その最中に心を病んでしまったことが瞑想を始めるきっかけでした。生き辛さを抱えていたので、目には見えない世界に何か心地よく生きるヒントがある気がして。瞑想の魅力は、意識を広げてくれるところにあると思います。大自然を前にしたときに、抱えていた問題が「大したことないな」「きっと大丈夫」と思える経験って、誰しもありますよね。意識が広がるというのはそんな感覚に似ています。
私たちは生きるためにマインドのなかに篭りがちですが、そうなると自分・他人という境界もくっきりと感じます。それが複雑さを生み出し、様々な悩みに繋がってしまいますが、意識が広がると違う見方ができるようになるんです。
瞑想は自分を慈しむことだなとも感じます。自分が今どんな状態にあるのかを感じ、自分自身との関係性を育んでいくことができます。月の満ち欠けや海の満ち引き、季節のサイクルのように、人もずっと元気でいなくてもいいんだなとか、怒ってもいいし、落ち込んでもいい──。移り変わる自分の状態を一歩俯瞰した視点で眺め、愛でられるようになるのも瞑想の魅力だと思います。自分にやさしく、大切にすることができると、世界との関係もやさしいものに変わっていきます。
縁・繋がりを意識して世界を眺めて

呼吸ひとつをとっても、酸素を生み出してくれる木々があって、食べる野菜ひとつをとっても、そこにはたくさんの人の手や、土の中にいる菌や太陽の光、受粉させてくる蜜蜂がいる。すべてのものに繋がりがあり、人もその大きなサイクルのなかにいるんだなということを感じると、自分を大切にするように自然も大切にすることができるようになるはずです。
そんな自然との縁・繋がりを意識し、私自身、洗濯をする際にはAll things in Natureという環境にやさしい洗剤を使用してみたり、食器類を洗うときにはできるだけ洗剤を使わないようにしてみたり。さらに、生ごみは庭にあるコンポストへ入れ、エコバッグやマイカップも持ち歩いています。また、鎌倉のウエストサイドに住む友人と共にSDGsの「つかう責任・つくる責任」を意識した、地域でモノやスキルが循環する「まちのポケット」も運営しているんです。
自分の存在にくつろいで生きる
そんな私が感じる「心地よい暮らし」とは、まず何よりも、この世界で一番大切にするべき自分自身を慈しみ暮らすことです。何者かになろうと必死に自分本来の形を変形させて生きていると、どれだけ状況がととのっていても息切れしてしまいます。
「〜しなければいけない」「〜が足りない」とto doで生きるのではなく、「すでに充分に満たされている」というbeingで、自分という存在にくつろいで生きていると、家族や友人との関係も満たされた心地よいものになっていき、自然や地球のことも大切にできるような気がしています。時にはto doに偏ってしまうこともありますが、そんなときには海に入ったり、山をゆっくりと歩いたり、夫と散歩してみたり。何かに助けてもらうことも心地よい暮らしを送る上で大切なことだと思っています。
瞑想=「自分を大切にする時間」に

瞑想というと、他のアクティビティよりも真面目に取り組んでしまう方が多いかと思いますが、まずは「自分を大切にする時間」と捉えて、気楽な気持ちではじめることをおすすめします。瞑想は結局、幸せに心地よく暮らすためにあるもの。毎日何分やらなくては〜と決まりを増やしてしまうよりも、心地よさを優先してみてください。
何のツールもなく、ただ目を閉じて瞑想するのは難易度が高いので、キャンドルの灯を静かに眺めてみたり、瞑想に入りやすい楽器や自然の音、誘導のCDを使ってみたりするのも良いと思います。雑念が出てきて落ち着かないという方は、それを何とかしようとせずに「雑念は天気のようなもの」と捉えると楽です。雨が降っているときに雨が止むのをただ待つように、なんとかしようとせずに眺めているような感覚です。それでも落ち着かないなというときには、動と静を組み合わせると良いですよ。頭が働かないほど体を思いっきり動かして、その後シャバアサナ。インドのアシュラムでもこの流れはよく取り入れられていたものです。無理せず、自分が心地よいと思えるやり方で瞑想をはじめてみてください。
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デニムをシューズにアップサイクル! 無駄のないモノづくりの循環

HONEY SUSTAINABLE NEWS
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岡山県のデニムメーカーが始めたデニム回収プロジェクト“FUKKOKU”。目標にしていた回収デニムの数は1000本でしたが、日本全国の共感を得た結果、4000本ものデニムが集まった。そんなSDGs活動をもっと身近な形に残すことで、モノづくりの大切さや「捨てる」を考えるきっかけになるように、岡山県のシューズブランド“MARUGO”が足袋型シューズを数量限定で発売。


様々な種類、混率のデニムが集まっているので、生地にする前にまずは仕分け。その後、デニムを粉砕し、針状の機具で織りを崩すことによって毛羽立たせ、もとの綿または毛状の単繊維に戻す。そして、同じく綿状のオーガニックデニムと合わせるなどいくつかの工程を経て1本の糸へと仕上る。ただ一言でアップサイクルといえど、様々な手法や技術が必要な手の込んだものだと、作業を知ることでよりリアルに実感できるはず。

サイズ展開は22.0~26.0cm。たびりら イトナミ デニム¥9.900/MARUGO 肌当たりのいいオーガニックコットンを使用しているので、デニムならではのコシがありながらも、柔らかい履き心地へと仕上がった生地。今まで見たことがない美しいグレーがかったインディゴブルーの風合いは、毎年回収されるデニムの色合いによって微妙に変わるのも愛着が湧くポイント。歩きやすく、折り畳めて持ち歩きも楽ちんな足袋型シューズは、コーデにも新鮮味を加えてくれるから一足持っておくと便利。








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